明けましておめでとうございます!
元旦に映画『ラーゲリより愛をこめて」を観てきました。
ニノ担の次女は
「ニノが違う人になっちゃったみたいな演技はみたくない」、
「ニノが困っている姿はみたくない」派なのでパス。
(「マラソン」とか「ブラックペアンの最終回」とか見られない、まだまだ子供)
涙度97.1%らしいですけど、珍しく私は泣きませんでした。
戦争ものを観るときはいつもそうなのですが、
この主人公だけじゃなくて、戦争を生き抜いてきた人ひとりひとりに
物語があるんだろうな、もっと悲惨だった人も居るだろうなと思ってしまったり、
こんな幸せな空間で映像を観ている自分に違和感を感じてしまったり、
という私の思い癖のせいです。
実際、今ロシアは戦争しているしね…。
ただ、先人たちの「幸せに、今を一生懸命生きて欲しい」
という思いを受けとることはできました。
後世に継がれることはなくとも、今の私達ひとりひとりにも物語があるわけで、
どうせならネタはいっぱいの方が面白い、そんな人生を楽しみたいと思いました。
戦争映画で今の自分とリンクさせられたのは初めてです。
元旦でしたが、映画の日(ファーストデイ)だったせいか観客は多く、
絶対に嵐のファンじゃないよね?っていう高齢男性もいて嬉しかったです。
原作の方は読んでいないのですが、
収容所でのエピソードがもっとあっても良かったかと。
つまり「もっと長くてもいいよ」とさえ思える映画でした。
「北川景子が綺麗すぎる」「あの時代にあんな顔の人いない」
というコメントを見かけますが、それは勝手なイメージであって綺麗な人はいたでしょう。
というか令和の今でも北川景子みたいな人は滅多にお目にかかれないと思うけど。
(確かに私も奥さん役は黒木華ちゃんかな?とは思ってたけどさ)
北川景子、育休明けてから演技力が増しましたよね。
女性として素晴らしいことだと思います。
そして松坂桃李。
CMで一瞬見ただけですごいのが分かりましたから楽しみにしていました。
冒頭で泣かなかったと書きましたが、まつげに涙の乾いたカスは付いていたのは、
ぜんぶ松坂桃李のせい!
ニノについてはもう言うことなしです。定期的に坊主頭になって欲しい。