沖縄一人旅。
ですが、現地のリトリートに参加してきました。
こんなものも貸してもらって、ドキドキするわ。
山を登ったり、沢を登ったり、海に浮かんでボーっとしたり。
↓この青い軍手は私かも。沢登り中。
一番のイベントは洞窟(鍾乳洞?)でした。
今回は私のようなビビりさんの参加が多かったので初心者コースでしたが、
洞窟内を20-30分匍匐前進するコースもあるそうです。
洞窟は拝所でもあるので、入る前にみんなで合掌。
私と同様、閉所恐怖症を克服したくて来た人の中には、
全身が震えたり、足がすくんでしまった人もいました。
私は気づいたら子供のように泣いてしまいました。
なぜ泣いたのか?理由は分からないのですが、
「子供の頃は泣いてばかりで、すぐに癇癪起こしたよな」
「『●●ちゃんなんて大キライ!』ってよく喧嘩したな」
なんて子供のころの自分が蘇って来て、
いつの間にか我慢する癖がついてしまっている自分を
ここで解放することができた気がします。
洞窟に入るのは怖かったけど、
「前の人に離されたらどうしよう、私のせいで後ろが閊えちゃったらどうしよう
なんて考える必要はないんだ」
「怖かったら、ガイドさんに‶戻りたい”って言えばいい」
と思えるようになってたのも、人目を憚らず大泣きした成果。
実際、みんなで声を掛け合い手を取り合い、全員で突破することができました。
一期一会の仲間ですが、とても心強かったし感謝しかありません。
怖かったのは、全員ヘッドライトを消して座って暗闇の中に身を置く体験。
途中で叫んじゃおうか、もうヘッドライト点けてしまおうか、
手を伸ばして隣の人の手を握ってしまおうか、とパニックになりかけましたが、
途中でフッと恐怖感がなくなり、暗闇の中に自分ひとりプカリと浮かんでるような感覚になりました。
「闇は全ての始まり」「闇があるから光がある」そんな話を聞きました。
↑もっと色々聞いたけどここまで。
100均のレインコートがズタボロになったところで洞窟を抜け、海に出ました。
遠浅なのですが、海に入るのも久しぶりで最初は少し怖かったです。
でもプカプカと浮いていると、頭の中身がぜーんぶ流れ出ていくような感覚。
「常識」とか自分が勝手に作り上げたルールとか全部流してきました。
こんな頭でっかちで子育てしてちゃダメだよなぁ~。
3日間盛りだくさんのリトリートツアーでした。
「人からの評価」「我慢」「孤独」「見栄」「妬み」
自分で気づかなかったことや、認めたくなかったキーワードがポロポロと落ちてきたのですが、
それを普段の生活の中でどうすり合わせて行くか?どう生きて行くのか?
言葉にするにはまだ時間がかかりそうです。
でも、無理に頭で考えたり、言葉にしようとする癖を少しなくそうと思います。
心で受け止める練習です。
確かに間違いなく気持ちは軽くなっています。
洞窟は拝所でもあるので写真NG
「ジャネー洞」で検索してみてください。
つづく…