家族愛
ツインズ
世界中の優秀な男性の精子をミックスして完璧な人間を作り上げる遺伝子実験。しかし生まれたのは双子。片方は優良で、もう一方は劣悪な人間が誕生した。劣悪な方は捨てられ、優良な方は南の島で立派に成長するが大人になった彼は双子の兄弟の存在を知り都会へと探しに行く。とんでもないブラックな設定のコメディだなと思いながら見ていると、意外な家族愛のドラマへと話は進展する。あの母のエピソードには泣かされました。ライトマン映画の中では一番愛せる作品です。
妊娠が何だ
ジュニア
ライトマン映画の特色→男性的な妄想を恥じない。どの作品でも登場人物は女性を穴と見るタイプのごく普通なアメリカ男な訳だが、この作品じゃ女性の特権である出産さえも男の物にしちゃおうってんだから笑える。毎回とんでもない荒唐無稽な設定を見せる彼の作品だが、その本質は単なるラブコメ。今作みたいに神への冒涜とも取られかねない話でも追い続けてるテーマは男と女でしかなかったりする。だからこそハッキリともし男性が出産できたらどうするかなんて話は正に彼ならではのテーマではないだろうか。
ライトマン作品で何本か取られたシュワちゃん×ダニーデヴィートの組み合わせのコメディはジャッキー×サモハンの組み合わせに似ていてアクションスターの人間臭い顔が見られて何とも魅力的です。