映画『STEINS;GATE』の感想 | アキラの映画感想日記

アキラの映画感想日記

映画を通した社会批判

劇場版 STEINS;GATE

負荷領域のデジャヴ 

 

 

時をかけるツンデレ

 

いきなり映画版だけを見たのでキャラの細かい背景はよく分らないが、どうもパラレルワールドで仲間全員が幸せに暮らしてる可能性の現在に留まろうとしても他の可能性の記憶が主人公を並行する別の時間軸へと引き戻し、その世界での存在を失ってしまうからヒロインが彼を取り戻すべく時をかけるみたいな展開。大して中身のない単純なSF要素を無駄に盛り上げ過ぎてる印象はあったが典型的な秋葉系を思わせる周囲のキャラ設定自体は嫌いじゃない。ラブストーリーを中心に据えたドラマで見せるタイプの内容だけにキャラを立たせるのにはそれなりに成功しています。まあ劇場用アニメ以外も追ってみたくなる程の魅力はなかった訳だが。ちなみに私がこの主人公の好物であるドクターペッパー(薬用シロップみたいな香りがする炭酸飲料)を初めて知ったのはブルハの真島の歌でした。あれは確かに癖になる味だがあまりに売ってる販売機が少ないので、あまり口にする機会がありません。