映画『ボーンコレクター』の感想 | アキラの映画感想日記

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映画を通した社会批判

ボーン・コレクター

 

 

遠過ぎ

 

エンディングテーマが"Don''tGiveUp"とは、この頃から

ノイスはピーガブと組みたかったんだろう。内容と

歌詞が微妙にマッチしないが雰囲気的にはキマってる。

そういえば、脚本家の荒井晴彦氏の仕事場に行った時も

この曲を繰り返し流してたっけ。映像関係者ならば

一度は憧れる。ジョンウーもカナリ効果的に使っていた

私の自主制作でも、公開しないバージョンで彼の曲を

使った記憶がある。本編で使うと著作権料が大変だから。

 

主人公が動けないサスペンスといえばヒッチコックの

『裏窓』が有名だが、これだけ犯人と距離があると

むしろ、『羊たちの沈黙』に近い図式になってくる。

こうなると、動けない事の緊張感は半減。勿体ない。

ピーピングは相手に見つかるギリギリの距離が面白い。

通信メディアの発達に着想が追いつかないといった感じ。

もっと別の現代ならではの怖がらせ方を考えなければ