映画『コスモボール』の感想 | アキラの映画感想日記

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映画を通した社会批判

コスモボール

 

 

モフモフしたい

相変わらず現代ロシアのSF映画は想像力豊かです。モスクワを守るために全宇宙の銀河艦隊が地球に集結しフットボールで戦うという奇想天外なトンデモ映画。映像自体はガッツリCGに金をかけて作り込んでいる訳だが対象年齢は低めに設定された感じです。それだけにマスコット的なカワイイゆるキャラが登場したりして目を引きます。それどころかラズボスがデカい図体してるが"銀魂"のサダハルみたいで思わずモフモフしたくなります。この作品の設定としては遠い未来に異星人同士の争いで月が破壊され地球上では疫病が蔓延し食糧不足とエネルギー不足で危機的状況にあるにも関わらず大衆は"コスモボール"なる宇宙のスポーツに夢中になっているというデストピア感がある話なのだが全く暗さは感じません。この作品が撮られたのは最近なのでコロナの影響も多少はあるのでしょう。ただ疫病に対して特に深刻にならずにスポーツでとことん弾けるって感じです。さすがヘタレのクソジャップとは気合の入り方が違います。まあ東京では国辱五輪をやっただけにバカさだけは日本の方が上なのかも。もはや群れてもインチキしても日本や米国はゴミしか作れないのに対し中国やロシアのエンタメはどんどん品質が上がっています。

 

ハリウッド映画を見てるとあからさまなポリコレでわざとらしくパリテしてるのに対しロシア映画は元から人種と文化の坩堝で根っこからの多様性が生きています。この映画で世界に呼びかけるシーンでは中国とエジプトが登場します。そりゃあ元々世界ってのはアジアとロシアとアフリカのユーラシア大陸が中心であり欧米文化は残りっカスみたいなものです。むしろ欧米とか親米クソジャップは世界の敵だから地球から追い出したい所です。いつまでも自由主義みたいな悪徳を振り回す幼稚な啓蒙主義者どもは自分が世界基準の現代哲学に遠く追いつけていない土人蛮族であるという事実を自覚しましょう。いわゆる旧西側って奴は今や無能無価値な負け犬だからこそマスメディアでヘイトポルノを垂れ流す訳だが、それって大東亜戦争末期と同じ現象です。とりあえず西側なる盗人どもは腐った共同幻想の中で自滅してゆくが、その一方で東側なる世界の中心が発展し続けている事は、この手のエンタメ映画の進化を見ていても明白です。バカ映画ですらも今や西側より東側の方がエンタメ度が高い。いくら悔し紛れに聡明なプーチン氏に逮捕状出した所で西側のクズどもは惨敗決定。