『イキガミ』の感想from映画生活 | アキラの映画感想日記

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映画を通した社会批判

2018-07-17の投稿

イキガミ

 

 

理不尽過ぎ

 

瀧本作品は重みがある物が多くて嫌いじゃないけど、この作品に関しては無意味にシリアスにし過ぎてる印象を受けた。この物語の世界では国民は生まれた時に毒を打たれて何人かにひとりは二十歳そこそこで亡くなる代わりに優遇を受けられるって設定。死亡予告として政府からイキガミが届くって訳だが、それを届ける主人公を狂言回しに理不尽に死んでゆく人々を描いたオムニバス。どのエピソードも泣かせを狙って来ているが、あまりの理不尽さに、むしろ憤りばかりを覚えた。