『ノン子36歳』の感想from映画生活 | アキラの映画感想日記

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映画を通した社会批判

2009-02-16の投稿

ノン子 36歳(家事手伝い)

 

 

そりゃムカつくわ

 

どーせチェーンソー振り回すならチンポコの一本や二本ちょん切って欲しかったなあと未だデビュー作の後遺症から抜け出せない私。中途半端に過激路線の『アンテナ』や『フリージア』よりは『空の穴』やこの作品の方が全く違う正当な人間ドラマ路線として割り切れていて前向きな気分になれるけど。そりゃ売る事すら叶わなかったカラーひよこが鶏にまで成長できれば地方に逃げ帰ったタレントの卵にも何かしら明るい未来が待っていそーだ。彼女は何も悪くないぞ。運悪く関わった男がカスだらけだっただけ。暴れたいのは彼女の方だ。

 

「やくざは最後は義理人情だろ」って何て失礼な奴だ。会長は堅気家業だし。第一、何処の馬の骨とも分らねえチンピラとの何処に義理があるってんだ?人情にしたって余所者にかけるものじゃねえし。頭悪過ぎじゃねえ?やくざ語んだったらもう少し渡世人の仁義やら任侠道位勉強しろよ。堅気の仁義すら分ってないんじゃねえの?思い通りにならないと暴れる位しかできねえし。東京のヒモにしてもこの程度の男しか寄って来ないとは残念ながらヒロインには男運がなさ過ぎ。妹の態度はムカつくけど、悔しいが彼女の云う通り。実家に寄生するイタい存在に成り下がっている。もっと良い男に抱かれてればこーはならないだろう。