映画『Dr.ストレンジ2』の感想 | アキラの映画感想日記

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映画を通した社会批判

ドクター・ストレンジ2

 

 

パトリックスチュワート参戦

 

マーベルコンテンツを久しぶりにサムライミ本人が監督って事で、あの安っぽいノリを目当てに、これまたwebで拾って拝見。様々なシリーズに伏線があるマーベルコンテンツでTVシリーズ等を見ていると、より楽しめるらしいが何よりも『エイジオブウルトロン』(アベンジャーズ2作目)の伏線をほとんど忘れていたのが痛かった。それこそ今回の悪役であるワンダがいかにしてヴィラン化したかって伏線がそこにちゃんと描き込まれていたから。これを見る前に復習しておきたいなら、まずそこを見ましょう。それと何よりも嬉しかったのがピカード提督ことパトリックスチュワートが『ローガン』以来、久しぶりにプロフェッサーXとしてマーベルコンテンツに参戦した事です。それどころか『ファンタスティックフォー』シリーズも合流しています。アベンジャーズ2作目の合流に不満を持った人も今回の合流には納得でしょう。おまけにキャプテンスーパーマーケットことブルースキャンベルもモブ出演して、お得意のパントマイムを披露してくれます。サムライミ映画の顔でありながら酷い扱いだが思えばコーエン兄弟と組んだ『XYZマーダーズ』でも出オチ的な酷い扱いをされていました。ただ『死霊のはらわた』シリーズを思わせる今作の悪趣味な展開は、ここら辺の自主映画仲間内の悪ふざけあっての賜物。久しぶりに80年代のコミカルホラーなノリを楽しみましょう。