2018-01-06の投稿
メランコリア
3.11が起きた年の夏が実はノストラダムスが
予言したアルマゲドンだったみたいな話を
『フィッシュストーリー』で聞いた矢先にこの作品。
当時は世界の終りが近いような気分だった。
とある結婚式に集まった来賓客の群像劇な訳だが
皆が口にするのはメランコリアなる惑星が
もうすぐ地球に衝突するかもしれないという噂。
昔ハレー彗星が通り過ぎる時には空気をかすめ取られるから
酸素ボンベを用意しろなんてデマが流れた事もあったけ。
ミニマルではあるがラースフォントリアお得意の
ダイレクトシネマ的な手法が
ラストを際立たせる上でも功を奏していた。