3月17日、AKB48の春コン、行ってきました。前夜の柏木由紀卒業コンサートには目もくれず、昼夜両方の参戦です。
言いたいことはたくさんありますが、とにかく運営さんがいろんなことを詰め込み過ぎです。それだけ勝負をかけた割には4階席後方には空席が目立ちました。
どうにかチケットを売ろうと、撮影タイムまで設けたのはいいが、3、4階席には構造上、メンバーが上がることができず、撮影タイムはメンバーの練り歩きが終わってからというチグハグさ。おそらく上階ほど新規ファンが多いでしょうから、なおさら残念です。
メンバーががんばっていた分、大人たちの不甲斐なさを痛感します。
昼公演では、マレーシアのクアラルンプールに新たに誕生する姉妹グループ「KLP48」に、AKB48から行天優莉奈、黒須遥香、山根涼羽の3人の移籍が発表されました。
このコンサートは、柏木由紀卒業後、最初のコンサート。しかも、倉野尾成美新総監督の初日。名実ともに新しいAKB48の門出に、メンバー全員の結束を誓うはずの場で、なぜか3人の移籍発表というのは、理解しがたいです。
いまの本店は、そんなに人が余っているのか?
しかも、今日になってSTU48の甲斐心愛の移籍まで発表されました。
ここあは、瀬戸内がぜったい離してはならないメンバーです。
唯一無二の存在です。
海外に人材が流出し、すっかすかになったHKT48の苦闘を、もう秋元康プロデューサーすら忘れてしまったのでしょうか。どんだけ田中美久に重すぎる負担をかけ、我らが村重杏奈ががんばらなきゃいけなかったか。どれだけ、言われなき石を投げられたことか。
まあた、同じことを繰り返す。
ふと、背中を寒いものが走りました。
旧AKSの亡霊が動いている。
旧AKSはすでに海外の姉妹グループの運営を譲渡して、今は別会社が海外グループを運営しています。コロナ禍では当初予定していたグループの発足も中止されたり、既存のグループの休止を余儀なくされました。
コロナ禍が回復して、ようやく海外グループも動き出したということでしょうか。
かつての海外グループと比較しても、4人もの日本人メンバーが一挙に移籍することはなかったことです。というか、おそらく海外グループも16人選抜だとして、そこに4人もの日本人メンバーを突っ込んだら、それだけ現地メンバーの枠は減るのではないでしょうか。
海外ではどうか知りませんが、日本のアイドルシーンは48グループ全盛期とはすっかり様変わりしています。
FRUITS ZIPPERなどアソビシステムのアイドルたちが躍動しています。我らが指原莉乃師匠率いるイコラブファミリーも、勢いが衰えません。
AKB48は、今のままでは埋没するしかない。
それでも、3人は不必要だったのでしょうか。
ここあは自分の意志で「行きたい」と言ったのだから、ちょっと別枠かもしれませんが、それでも彼女はSTU48のアイデンティティーみたいな存在です。影響がデカすぎます。
この茶番、いったいだれが仕組んだのでしょうか。
旧AKSの亡霊。
このやり方は、かつてのスタッフが水面下で暗躍しているように思えてきます。
そして、相変わらず秋元Pは「おれ、知らないよ」としらを切る。逃げる。
ほんと、アイドル業界の大人たちはズルいです。