今頃は多くの方がNHK紅白歌合戦をBGMに茶の間でのんびりしているのだと思います。オイラは近所のデニーズで、今年積み残した仕事を片付けようとしたら、何もかも入っているUSBメモリを自宅に忘れてしまい、仕方なくカットステーキにハンバーグをトッピングしてヤケ食いしております。
で。
食べ終わって暇になったので、ブログを更新。
いつも書いていることではありますが、ブログというツールは更新が止まってから真価を発揮する、のです。今月はこの1つだけ、毎月片手で数えられるくらいしか更新していないのに、ヒット数は連日、100近くあります。
それもこれも、我らが村重杏奈の活躍のたまもの。
プライムタイムの人気番組に出ようもんなら、一気にヒット数が増えます。
今年は、テレビドラマにサプライズで登場したり、来年の映画の主演が決まったりと、新たな分野にも進出していますよね。
相変わらず、SNSは口汚く村重をたたいて承認欲求を満たしているおバカさんたちにあふれていますが、面白いもので、罵声が増えれば増えるほど、村重のお仕事も増えていきます。
振り返ってみれば、村重の大勝利ではありませんか。
所属事務所をはじめ、多くの関係者の皆さんが支えてくれたおかげでもありますが、村重自身の思いきりの良さが仕事の幅を広げてくれています。たくさん傷つくこともあるんだろうけど、芸能界に味方がたくさんいるのでしょうね。
HKT48を卒業して2年、毎日多忙な村重を、とてもとてもすべて追い掛けきれないのですが、さまざまな卒業後の人生があるなかで、こうやって成功の軌跡を見守ることができるのは、とても運が良いのだと思います。
ファンであることによって、満たされる。これは以外に少数派なのかもしれないと思うことがある。
鬼畜まとめサイトなどで、毎日毎日、だれかの悪口を書き込んで満たされている人たちって、そういう満足感が得られないまま成仏できないおじさん、おじいちゃんたちなわけですよ。
そう考えると、オイラは幸せ者だなと思うのです。
さて。
そんな村重の所属していたアイドルグループ。
HKT48です。
バケツ被ってましたよ…(苦笑)
MVの最後、卒業する田中美久が他のメンバーを見送るんです。
どう思いました?
普通、逆だと思いません?
後輩たちが通り道をつくって、観客みんなで「いってらっしゃい!」。これが博多の卒業公演の定番です。
ところが、このMVで残っているのは、みくりんなのです。
古今東西、バケツを被っているアイドルグループはHKT48しかありません。しかし、オイラはそれをHKT48の「迷走」だとは思っていません。
秋元さん、またやっちゃいましたねー(笑)
それだけです。
むしろ、HKT48の迷走は、こういうMVのちょっとしたシーン一つに表れているのではないでしょうか。
どっちが本体だよって。
普通、残される側が本体だろって。
『バケツを被れ!』の歌詞は、ものすごくいいんですよ。アイドルらしからぬ、応援歌。傷ついた人たちに、心のバケツを被って、やり過ごせと言っている。
そして。
最後にこう書いてある。
「見えないバケツ」
そう。バケツは見えないはずなんです。
見えないのだから、そのバケツがどんな色でどんな形をしているのか、それは自由なはずです。
ところが、お披露目のとき。
みんな、おんなじ定番の青色バケツを被っていた。
そして、なぜかMVの公開は延期され、シングルにも収録されず、ふたを開けたらカラフルなバケツを被ってました。さらに、東京でのリリースイベントではバケツが小さくなっていた(笑)
バケツ被らせて話題をさらいたい秋元Pは一貫している。ところが、バケツが迷走してしまっているのです。
つまり。
大人たち、もっとがんばれ。
ここにつきます。
主力メンバーが抜けてしまい、今のHKT48は〝顔〟不在です。こういうときに、大人たちがフラフラしていると、せっかくの逸材たちが宝の持ち腐れになってしまいます。
Wセンターという形も、だれを〝顔〟にすべきかという大人たちの迷いを感じます。
日本レコード大賞最優秀新人賞をとったFRUITS ZIPPERには〝2周目〟がありません。
しかし、HKT48はこれから2周目、3周目、4周目が待ち構えています。
2024年は、博多の確固とした〝顔〟を育ててもらいたい。
そう思っております。
で。
大みそかになって、AKB48のニュースも入ってきました。
本日12月31日(日)開催の「AKB48劇場大晦日公演〜年忘れアイドルの歌2023〜」公演にて、AKB48グループ総監督・向井地美音が次期AKB48グループ総監督として倉野尾成美を指名し、2024年3月17日(日)から倉野尾が4代目AKB48グループ総監督を務めることを発表いたしました。
このことは、おんさんが総監督に就任した際にも書いたことですが、おんさんにせよ、なるちゃんにせよ、ファンが求めていたのは「総監督」なのでしょうか。
少なくとも、オイラは違います。
2人に期待していたのは、総監督ではなく、センターです。
「総監督」という役職は、ハッキリ言って大人たちの無責任体制の象徴です。総監督がグループのスポークスマン的立場を担い、事件や事故、不祥事があっても、大人たちは表には出てこず、総監督が表舞台でたたかれる。大人たちの盾にする。
そして、「総監督」の仕事とは、高橋みなみのことであり、高橋みなみのやっていたことをお前もやれということです。
何をやっても高橋みなみと比較される仕事です。
横山由依は横山由依。向井地美音は向井地美音、倉野尾成美は倉野尾成美です。高橋みなみにはなれない。当たり前です。なのに、高橋みなみではないことをたたかれるのです。
アイドルとして損することはあっても得することは何もない。
さっさと廃止すべきポジションです。
今年、何度か秋葉原の劇場公演に伺いました。いまだに前近代的なビンゴで入場順を決めて、「優勝」だの「準優勝」だのと喜んでいるヲタクたちを見て、ああ、終わってるわと思いました。
来年も、本店推しになることはないと思います。
そろそろ、HKTの公演に参戦したいんですけどね。まとまった休みをなかなか取れない。しかも、航空券が高い。来年も、仕事中心の生活になりそうです。