AKB48劇場でのHKT48出張公演が見事に全落し、不機嫌な夜をおくっています(笑)
オイラのなにがあかんのですか、本店さん…(しつこい)
HKT48の劇場公演は、7月に誕生月枠を使って投げようと思っています。とはいえ、土日は握手会ばっかりで、日程が合わない可能性が高いんですけどね。昨年は、唯一日程が合う日が落選して、何のための誕生月なんだーっと吠えました。
生誕祭は平日なんだろうなー(無理)
総選挙の話。
今年、指原1強が崩れます。時代が一つ、また終わるのです。
昨年、沖縄で開票が行われた第9回、さっしーの得票数は24万6376票です。2位まゆゆとの票差は10万票弱。
取り過ぎです(爆)
オイラは2016年の第8回総選挙を最後に、さっしーの総選挙を卒業しました。理由は簡単です。
自分が票を入れなくても、さっしーは1位になるからです。
理由はもう一つあります。
AKB48グループ自体がさっしーを中心に回り始めたからです。
オイラが総選挙でさっしーに入れていたのは、総選挙でなければさっしーをAKB48のセンターにできなかったからです。総選挙で選抜入りしても、MVにはほんの数秒しか映らないさっしーを、何とか応援しようという思いです。
しかし、いつの間にかさっしーはAKB48のご意見番的位置に立つようになり、秋元康Pの代弁者のごとくAKB帝国に君臨してしまいました。
うれしいような悲しいような…。
握手会で推し増し制度が導入されて以来、オイラはさっしーの握手券を他のメンバーに回すようになりました。あの長大な行列に並ぶ気力がなくて。
今年、総選挙の立候補メンバーに指原莉乃の名前はありません。
さっしー1強時代が終わったのです。
あの時代に少なからず加担した一人として、そして、推しメンが2人とも立候補しない今度の総選挙について求めることがあるなら、誰か一人を決める選挙ではなくて、自分の一番好きな人に投票する選挙にしてほしいなと、思います。
少し違う表現をすれば、AKB48の最強女王と決める総選挙ではなくて、小さなチカラしかない女の子をみんなで支える総選挙とでも言うんでしょうか。
オイラは、「一指団結」というさしヲタが使う言葉が嫌いです。
そこには、2推しは許さない、3推しも許さない、指原以外に入れるのは裏切りだという、非常に排外主義的なメッセージしか感じないからです。
さっしーとまゆゆ、それぞれ、異なる票数ずつ投票してもいいのです。自分は2人とも好きという人がいても、全然おかしくない。
さしまゆを、みんなで支えよう。
それでもいいと思うのです。
「一指団結」という言葉に酔っていた自分が、数年前までいました。醜いなって思います。
今回、総選挙にはピンからキリまで、様々な女の子が立候補しています。ランクインできる人は100人しかいません。100人以外には価値はないのか。そんなことありません。
箸にも棒にも引っ掛からない子だっています。
それでも、自分の彼女に対する思いを、1票1票に込めることはできます。
選抜に入ったことがない。握手会は1部しかない。コンサートでは外周ばかり。カップリングでも立ち位置は最終列。MVはほんのちょっとしか映らない。
そんなどんくさい女の子に惚れるヲタクっていますよね。誰も並んでいない握手会のレーンを、握手券の束を握りしめて回っているヲタさん、いますよね。
総選挙って、そんなメンバーやファンこそ、陽が当たってほしいと思う。
それは、さっしーを応援しようとした原点のようなものです。
何百枚ものCDを買って、フラゲ日当日、寝る間も惜しんで猛然と投票する。そういう総選挙への関わり方を、変えられる人から変えたらどうかと思います。
AKB自体に変われって言っても無茶です。
そういうビジネススタイルを否定したら、AKB48が成り立たなくなります。「1人1票にしたらいい」というのは正論のようで、AKBそのものを経済の側面から否定する議論でしかないのです。
1強を決める選挙ではなく、100強を決める選挙でいいではないですか。
極端に人気の高い1人が君臨するグループではなくて、さほど突出はしていないけれど、ほどほどにたくさんのファンに愛されている16人がグループの顔となる。そういう総選挙であってほしい。
1人が30万票で沸くのではなくて、神7が10万票前後でしのぎを削るくらいの争い。
今度の総選挙、おそらく1位の得票数は大幅に減るでしょう。その代わり、1位争いのメンバーはこれまでより増えるでしょう。嫌な言い方をすれば、ドングリの背比べ。でも、それでいいではないですか。
予測じみたことをすれば、1位のボーダーラインは14万票くらい。10万票前後のメンバーは5人程度。100位のボーダーラインは1万3千票くらい。上位の得票数が減った分、下位の得票数は増える。
そういう流れが進むと、AKBの総選挙は、エンターテイメントとしての盛り上がりは冷めるかもしれませんが、今よりもっと、一人ひとりのメンバーに寄りそった意義のあるイベントになるような気がします。