村重の80位のトロフィー。
オイラもAKB48グループショップで買ったレプリカトロフィーを持っています。
高いですよ、これ。1万3千円。アニメのトムとジェリーみたいに目が飛び出ましたね。どんだけ搾取するんだと。しかも、総選挙で絞り尽くしたボロぞうきんから最後の1滴を絞りだすように。
それでも、自宅に届いた時には、しばらくぼーっと眺めちゃいました。
一生大事にしようって思いました。
お金の問題じゃなくて、しげっこみんなで獲得したご褒美です。一人として1票が無駄にならなかった80位の勲章だからこそ、なおさら思いがこみ上げてきます。
昨年の総選挙、何票投票したのか、ほんの一部の知人を除いてしゃべっていません。もちろん、村重にすら。
昨年9月15日、横浜アリーナの「祝賀会」の帰り、神奈川県民ホールの「決起集会」の情報が入ってきました。
81位は、NMB48のみおりんこと市川美織です。
票差は88票しかなかったです。
帰りの電車で、身体が震えましたね、村重杏奈の80位は、奇跡だったんだと。1票を投じたしげっこの1票たりとも無駄にならなかった。そして、しげっこだけでなく、村重に入れてくれた多くのファンの1票が、村重を新潟のあのステージに上げてくれたんだと。
正直に申しますと、オイラは88票以上の票を入れました。
仮に、あくまで仮の話ですが、オイラが入れた票の全てをさっしーに投じていたら、80位は市川美織、81位が村重杏奈、82位が若田部遥でした。もちろん、さっしーの順位には何の変動もありません。
仮に、オイラが入れた票のすべてを若田部遥に入れていたら、80位は若田部遥、81位は市川美織、82位は村重杏奈でした。もちろん、さっしーの順位には何の変動もありません。
ちなみに、オイラは一昨年、福岡のヤフオク!ドームで開票イベントが行われた第7回AKB48選抜総選挙では、さっしーに30票程度入れています。他には誰も入れていません。
オイラが初めて、村重の個別握手会を訪れたのは、その年の夏、総選挙の投票シリアルナンバーが入ったCD『僕たちはたたかわない』の握手会でした。それまでさっしー以外のメンバーと握手したことのなかったオイラが、初めてその握手会で、村重も含めて何人かと握手しました。
ここまで、定期的に握手会に足を運んでいるのは、さっしー、村重、谷真理佳の3人だけです。
谷はもう、自分が助けなくても、立派にランクインできると思いました。自分の出る幕ではないと。
最後に残ったのは、村重です。
あのとき、村重が、しっかりオイラを「釣って」くれたからこそ、今もずっと村重の握手会に通っているんです。だから、この88票は、村重が掴んだ88票です。
でも、自分のおかげで、なんて上から目線なことは言いません。
1万3千票なんて、一人の力でどうなるものでもありません。
しげっこの1票、ハコ推しの1票、2推し、3推しの1票、なんとなく同情してくれた1票(笑)
いろんな1票が集まった集大成です。
無駄な票は1票もありません。
だから、総選挙は面白いのです。
そして、もう一つ。
村重のことが嫌いなアンチの皆さん、総選挙前に「入るわけねえじゃん」「もう終わった」「まだ卒業してなかったのか」と、終始悪態をついてくれたおかげで、普段は村重の握手には来ないようなハコ推しの人、AKB48のファンが、1票、2票と入れて、ちりも積もれば山となるかのごとく、1万3千票を集めたんだと思います。
叩かれるうちが花です。
これからも、村重のことを見つめてあげてください。そして、叱ってやってください。
あいつ、お調子者だから、すぐやる気になったかと思えば、いつの間にか下手をこいて炎上しているし、ファンの知らないところで傷付いて、やる気なくしてる。怒ってあげてください。甘えるなと叱咤激励してあげてください。
慰めるのは、しげっこの役割です。残念ながら毎週火曜日にハグしてあげることはできませんが、叩かれた分、たくさん褒めてあげたいと思います。
そして、きっと影では、さっしーが、時にはやさしく、時には厳しく、村重を導いてくれていると思っています。
実は、ほんとつい最近まで、今年は外野から総選挙を眺めようとしていました。
しかし、やっぱり、駄目ですね。村重に会うと、心が揺れる。
村重は、今年立候補しないんじゃないかと思っていました。
自分なら、もう出ません。
80位という勲章をしっかり胸に抱いて、卒業します。
その方が、楽だからです。キレイに後輩に道を譲ることができる。
逆に81位だったら、逆だったでしょう。
しかし今年、村重は早々と立候補を表明し、今日、正式に立候補をしました。
しゃあない。
重い腰を上げました。
正直、今回はランクインさせる自信がありません。
でもね、人生の価値は、アイドルの価値と言ってもいいけど、勝つか、負けるかで決まるものではないのです。村重が、しげっこと総選挙をいっしょに戦ってよかったと、勝ち負けは、順位は別にして、振り返ったときにそう思える夏にしたいです。
そして、今度は「祝賀会」なのか、「決起集会」なのか分からないけれど、胸を張って堂々と、村重の生誕Tシャツを着て、応援に行きたい。
80位のトロフィーを眺めながら、そんなことを考えていました。