土日の2日間は友人と一緒に合計三人の旅行。兵庫県姫路市へ。乗ったのは「のぞみ7号」。姫路にも停車する。早起きしての外出。

姫路からはsuicaを使用しての乗車。JR西日本で使用するのは初だった。播州赤穂までの車両は223系。英賀保(あがほ)の次に「はりま勝原」という駅があることを知った。

以前は英賀保の次が網干(あぼし)と思っていたので、携帯電話で検索をしてみると、2008年3月15日開業とわかった。一年間だけ姫路市営バス(現在は神姫バスに移管)が乗り入れていた。周辺では大型商業施設があり、住宅開発もされ続けている地域であるために新駅が開業した。一日辺り5000人が利用されるとしながらも、蓋を開けてみると、半分以下だった。

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写真は播州赤穂(ばんしゅうあこう)駅。2000年12月12日に完成した駅舎。隣には東横インがある。

東急系と誤解されがちだが無関係。紛らわしいことに閉店した東急インを引き継いだものもある。

大石内蔵助の像もあるが、知らなかったため見ていない。食事は近くにあるかっぱ寿司。これまでにかっぱ寿司で食事をした記憶が無い。かっぱ寿司といえば、「電波少年」で杉やん(杉林功・カンカラ)が挑戦した「回転寿司生活」(視聴率13%以下で終了を公約したためにゴールできなかった)を思い出してしまった。杉やんもCMに出ていた。後には「笑点」にも出るように。食事を終えると、前記した神姫バスの子会社であるウエスト神姫(神姫バスから分離)のバスで赤穂海浜公園まで。

途中には忠臣蔵で有名な赤穂城や大石神社もある。

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赤穂海浜公園は1987年開園。

難点は駅からの足が悪いことかな。家族連れがいても少なかった。

丁度一週間前に行った神奈川県横浜市のよこはまコスモワールドを思い出してしまったが、園内にはこちらと同じく観覧車の建設に強い泉陽興業製の遊具もある。

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藁葺き屋根の建物が製塩作業所。

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帰りもウエスト神姫。ICカードが使えない。

今度は姫路を経て寺前まで向かう。103系はJR東日本では完全消滅したがJR西日本では車内と車外が改造されてもまだまだ元気で、首都圏で乗っていたものとは全く音が変わらない。

山手線や埼玉県や神奈川県などの京浜東北線、総武線、武蔵野線、京葉線などで乗ったことあり、通勤の友だった。

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姫路駅北側では高架化工事前の名残が多少はあった。近々こちらのビルが解体されて手前に新しいビルが建つ。現在のビルの位置は駅前広場拡大用地に。

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写真は寺前駅。2010年に完成した新駅舎。

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右は神姫グリーンバス。これもまた神姫バスからの分離子会社。

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懐かしい琺瑯看板も残る。

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「電化しよう 乗換なしの 播但線」という看板。寺前-和田山間の電化も希望されており、かねてから複線化も望まれているが、寺前以北はトンネルが多数あるために見送られていた。

1998年3月14日に姫路-寺前間が電化されたが、全線電化は加古川線に先を越された。山陽線と山陰線を連絡する路線であることから輸送力増強や東海道山陽線不通時の代替線として阪神淡路大震災前から電化計画があった。震災の教訓から非常時の代替路線としての必要性が高まり、播但線も候補として検討されている。

看板下の文字を注目していただきたい。「神崎町」と「大河内町」となったが現在は合併して神崎郡神河町(かみかわちょう)である。旧神崎町は石野真子さんのふるさと。

最後はキハ189系「はまかぜ」。これまでネットでしか見たことがない。

第一印象としてはJR東海の313系と顔が似ているということだったが、実際に見てみると曲率半径が違う。

姫路駅の名物として有名なのが「駅の立ち食いそば」。発祥が姫路駅とはこの日まで全然知らなかった。