☆AKIRA☆のサプリ ~agel/アジェルの宝箱~ -82ページ目

下腹が出るワケ、凹むワケ 【パート2】



★上半身の緊張をほぐそう


★まずは正しい姿勢で立つ


「赤ちゃんのころから背骨の緊張が続いたとしても、努力次第で柔軟性を取り戻すことができます。背骨や肋骨がよく動くような体操を続けると、徐々に胸板に厚みができる。すると、内蔵が本来の位置に収まるので、骨盤も下腹も締まってくる。つまり、下腹ぽっこりも消えていくです」


 確かに最近は仕事でパソコンの前に座りっぱなしの人も多く、そういう人は上半身が緊張しっぱなしだ。さらに、普段からの姿勢にも気をつけない生活を続けていると、内臓下垂が原因の下腹ぽっこりがどんどん進んでしまうのだ。


 「座りっぱなしだったり、姿勢に気をつけない生活をしていると、下腹を引き締める筋肉が休眠してしまって、筋肉の使い方そのものを忘れてしまうんです。だから、まず“正しい姿勢で立つ”ということを意識しないといけません。それから立つとき、歩くときに使う筋肉をひとつひとつ“意識して動かす”ことです。それだけでかなり上半身の筋肉の凝りや張りがほぐれてきますよ。さらに、大腰筋(だいようきん)や腰方形筋(ようほうけいきん)といった体の内部にある筋肉が働きだすから、骨盤も締まってきます」


 正しい姿勢と、“下腹キリリ”エクササイズで、内臓下垂の下腹ぽっこりは、かなり防ぐことができるのだ。



取材・文/松尾直利(G's)


日経ヘルス 2008年8月号掲載記事を転載
この記事は雑誌記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります



パート3につづく


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