こんにちは。

今回は、少し前に千里中央のKOHYO SENRITO店で発見して購入し、実際に食べてみたお肉についてご紹介します。

今回のお肉で特に気になったのが、肥育した方の名前と、その牛の履歴です。

調べてみると、なんとも珍しい経歴を持つ牛だったんです。

 

今回のお肉の評価:★★★★★(10+)

今回のお肉を肥育したのは「蓮子さん」

今回のお肉を肥育していたのは、蓮子さんという方。

個体識別情報から履歴を確認してみると、驚くことに、この牛は一度市場に出た後、蓮子さんが買い戻したとみられる履歴があり、その後さらに肥育されてから出荷されています。

 

さらに母牛の家系をさかのぼっていくと、驚くべきことが分かりました。

なんと、確認できた母牛の家系をさかのぼっても、そのすべての牛を蓮子徳明さんが肥育していたのです。

そして、最も古い祖先として確認できた牛は1999年生まれ

今回のお肉の牛は2024年生まれなので、25年前に生まれた祖先まで母系の血統をたどることができました。

 

今回のお肉は、

「母牛の家系をたどっても、蓮子さんが肥育した牛が続いている」

という、とても珍しい履歴を持っていたのです。

 

つまり今回のお肉は、単に「蓮子さんが育てた牛」というだけではありません。

1999年生まれの祖先から、今回の牛に至るまで、確認できた母系の牛をすべて蓮子さんが肥育していたのです。

個体識別情報を調べていて、ここまで一人の肥育者につながるケースは非常に興味深いと思いました。

個体識別番号から牛の履歴を調べてみました

今回のお肉の個体識別番号は、

1442343816

です。

個体識別情報を確認すると、出生からと畜までの履歴は次のようになっていました。

 

日付 内容 場所・飼養者
2024年3月7日 出生 鹿児島県南九州市・蓮子徳明さん
2024年11月22日 転出 蓮子徳明さん
2024年11月22日 搬入・取引 指宿中央家畜市場
2024年11月22日 転入 蓮子徳明さん
2026年4月26日 転出 蓮子徳明さん
2026年4月26日 搬入 JA食肉かごしま 南薩工場
2026年4月27日 と畜 JA食肉かごしま 南薩工場

 

ここで特に気になったのが、2024年11月22日の動きです。

蓮子徳明さんのもとで生まれたこの牛は、同日に指宿中央家畜市場へ搬入され、取引された後、再び蓮子徳明さんのもとへ転入しています。

そのため、履歴だけを見ると、一度市場に出た後、再び蓮子さんのもとで肥育された牛と考えられます。

その後、2026年4月26日に蓮子さんのもとからJA食肉かごしま南薩工場へ移動。

翌4月27日にと畜されています。

 

「蓮子牛」というブランドだった!

今回のお肉についてさらに調べてみたところ、驚くことが分かりました。

蓮子徳明さんは、鹿児島県南九州市で黒毛和牛を育てている畜産農家で、**「蓮子牛(はつしぎゅう)」**というブランド牛にも取り組まれていたのです。

蓮子さんの発信を見ると、2020年にはすでに、

「ブランド牛として蓮子牛が羽ばたいていく原点」

と紹介されていました。

さらに、蓮子牛は料理の作り手の想いを聞いたうえで肥育を始めた和牛だそうです。

そして、さらに驚いたのがその提供先。

 

東京・代官山にある鉄板焼き店では、蓮子牛を使ったコース料理が提供されています。

こちらのお店では、蓮子牛を「HATSUSHI GYU」として紹介しており、蓮子さんが育てた牛を料理として味わうことができます。

つまり今回私が千里中央のKOHYO SENRITO店で購入したお肉を調べていったところ、

鹿児島県南九州市の畜産農家

「蓮子牛」というブランド

東京・代官山の鉄板焼き店でも提供

という、意外なつながりが見えてきました。

スーパーで何気なく見つけた牛肉でしたが、調べてみると、思っていた以上にすごい背景を持ったお肉だったようです。

千里中央のKOHYO SENRITO店は精肉が変わった?

今回のお肉を購入したのは、千里中央にあるKOHYO SENRITO店です。

千里中央では以前、ピーコックが営業していましたが、その閉店からしばらく経った2025年夏頃から、私はKOHYO SENRITO店の精肉売り場に変化を感じるようになりました。

それまでと比べて、明らかに見た目のいいお肉が入荷することが増えたように感じるのです。

実際に購入して食べてみても、

「これはかなりおいしい!」

と思えるお肉に当たる確率が上がりました。

 

 

そのため、最近ではKOHYO SENRITO店の精肉売り場を見るのがちょっとした楽しみになっています。

以前の千里中央ピーコックの精肉売り場を知っている身としては、

「もしかして、昔のピーコックの再来なのでは?」

と思ってしまうほどです。

今回のお肉も、売り場で見た瞬間からかなり期待させてくれるものでした。

サシがとてもきれいなお肉

こちらが今回購入したお肉です。

まず目を引いたのが、とてもきれいに入ったサシ

脂がびっしり入っているというより、赤身とのバランスがよく、見た目からしてかなり期待できます。

「これは絶対おいしいやつでは……?」

と思いながら、さっそく焼いて食べてみました。

 

 

 

 

実際に食べてみると……文句のつけようがない!

そして実食。

結論から言うと、

文句のつけようがないお肉でした。

とにかく柔らかい。

噛んだ瞬間から非常に柔らかく、口の中でとろけるような食感です。

それでいて脂がしつこすぎず、ほんのりとした脂の甘みも感じられます。

これはかなり好み。

正直なところ、

「神戸牛や松阪牛と言われても納得できるレベル」

と思ってしまいました。

もちろんブランド牛の名称そのものを比較する話ではありませんが、それくらい非常に質のいいお肉だと感じました。

しかも、私が見ている間にも他のお客さんがこのお肉を購入しており、かなり売れている様子。

やはり、おいしそうなお肉は他の人が見ても分かるのでしょうか。

 

2026年のKOHYO SENRITO店で食べたお肉の中でもトップクラス

 

今回のお肉は、私が2026年にKOHYO SENRITO店で購入して食べたお肉の中でも、

今年トップのお肉

と言っていいくらい、おいしかったです。

これまでにも「これはかなりおいしい!」と思ったお肉はありましたが、今回のお肉はその中でも特に印象に残りました。

見た目の美しさだけでなく、実際に食べても期待を裏切らない。

さらに、個体識別情報を調べてみると、25年以上前まで続く肥育履歴が見えてくる。

そう考えると、単純に「スーパーで買った牛肉」というだけではなく、牛そのものの履歴まで含めて楽しめるお肉でした。

ひとつだけ悔やまれること……

今回のお肉について、ひとつだけ非常に悔やまれることがあります。

実は6月4日にKOHYO SENRITO店へ行ったとき、今回の蓮子さん肥育のお肉のサーロインを見つけていました。

しかし、

「ちょっと高いな……」

と思って、そのときは購入できませんでした。

 

そして6月6日にもう一度行ってみると……

サーロインがない!

残っていたのはロースでした。

 

「4日に買っておけばよかった……!」

と、本当に悔しかったです(笑)。

ただ、その時点ではまだ味が分かりません。

 

「めちゃくちゃ高いけど、もし普通のお肉だったらどうしよう」

と思うと、サーロインとロースの両方を買う勇気はありませんでした。

今となっては、

「サーロインも買っておけばよかった……!」

と思っています(笑)

 

しかも後から「蓮子牛」について調べてみると、東京・代官山の鉄板焼き店でも提供されていることを知りました。

それを知った今となっては、6月4日に見かけたサーロインを買わなかったことが、ますます悔やまれます(笑)

 

今回これだけおいしかったので、もしまた同じ蓮子さん肥育のお肉を見つけたら、今度はかなり気になってしまいそうです。こちらが蓮子さんのサーロインの写真です。

 

 

まとめ

今回KOHYO SENRITO店で購入した、蓮子さんが肥育したお肉。

個体識別情報を調べてみると、

  • 一度市場に出た後に買い戻されたとみられる珍しい履歴
  • 母牛の家系をたどっても蓮子さんが肥育した牛が続く
  • 最も古い祖先は1999年生まれ
  • サシが非常にきれい
  • 柔らかく、とろけるような食感
  • 脂にほんのり甘みがある
  • 2026年のKOHYO SENRITO店のお肉の中でもトップクラス

という、非常に印象的なお肉でした。

 

スーパーで販売されている牛肉でも、個体識別番号を調べてみると、こんなにも長い履歴をたどれることがあります。

これからもKOHYO SENRITO店で気になるお肉を見つけたら、実際に食べて、その味だけでなく個体識別番号から分かる牛の履歴も含めて紹介していきたいと思います。

 

今回は以上です。

お読みいただきありがとうございました!