入院9日目。VRリハビリ6日目。

 

リハビリ後半戦がスタート。歩行のスムーズさが今ひとつ。座骨へうまく重心が乗るときとダメなときがある。一度バランスが崩れると左右へよろめく。更にそれを修正しようと逆側へよろめく。

 

VRリハビリの仕組み。①脳神経伝達の絡まり(バグ)を解消し、②新たな身体記憶をインプット。自分の場合①はクリアした感があるが、問題は②だ。ここで誤った動作を記憶させたら本末転倒だ。

 

自然な歩行動作を習得するには、やはり体幹で重心移動を操る術を身に着けるほかないようだ。これから毎日トレーニング必須だな。もう杖には戻りたくない。正しい動作をインプットするにも、記憶媒体である小脳そのものがポンコツだ。だが諦めたら終わり。ここは踏ん張りどころ。

 

それにしてもセラピストさん達(チームカグラ)の熱意が凄い。僕のために一生懸命考え工夫を凝らし、アドバイスしてくれる。彼らのためにも頑張らねばという気持ちになる。大感謝。

 

以下動画を紹介。mediVR社がセラピスト向けに開催する勉強会「カグラボ(歩行/バランス障害編)」。患者目線でもいろいろな発見があった。スローな動作がなぜ大事か。狙う効果により的の方向を変える訳など。

 

 

 

♪ 今日の一曲 ♬

 

加羽沢美濃のピアノから。クラシックやディズニー、フォークソングや平成のJ-POPなど多くの作品を手掛ける。いずれも原曲の雰囲気を損なわず、それでいて美しく洗練されたアレンジセンスが光る。大人ピアノさんにもファンの多い定番の一曲。

 

アヴェ・マリア · Giulio Caccini(本当の作曲者はカッチーニとは別の人)