(すいません。誤って削除したため再投稿です。いいね!のスタンプ押していただいた方ごめんなさい)
入院8日目。本日は祝日。VRリハビリはお休み。
昨日まで日々の経過を中心に記事更新してきた。一週間VRリハビリを体験し、一体どのようなものなのかは理解した(つもり)。現時点での自分の解釈に基づく総括をしたい。勘違いがあるやも知れず、あくまで個人的な見解。「それってあなたの感想ですよね?」。はいそうです(笑)。
VRリハビリはSCD/MSA患者への救世主と成り得るか
このVRリハビリ。mediVR社では「体性認知協調療法」と名付けている。人の脳には協調運動を司る部位が存在し、そこへアプローチすることで、神経伝達網の絡まり(バグ)を紐解き、本来あるべき正しい動作を再プログラミングするというもの。昨日の記事で触れた構音障害の緩和もこの理論による。
あらゆる動きの不具合が、脳→神経→筋肉への伝達障害と解釈すれば、VRリハビリは歩行・書字・発話・嚥下・麻痺などの症状改善、ひいてはSCD/MSAの進行抑制への強力なツールと成り得るのではと感じた。
ただリハビリ効果は患者により個人差が大きいそう。誰にでもすぐに劇的な変化が表れるわけではないので、過大な期待は禁物。だが自分の場合、従来のリハビリでは効果の薄かった歩行動作改善と構音障害緩和だけでもメリットは十分だ。
一方で気になること。それは再プログラミングの効果が、期間の経過とともに徐々に薄れていくこと。進行性の神経変性疾患の場合には避けられないことのようだ。今回入院先では一度のリハビリで終わりではなく、二度三度と繰り返すことを勧めていた。それにより身体記憶の定着をより強固にする目的なのだが果たして。。。
入院期間も残り半分。明日からの5日間でどこまで変化するだろうか。
♪ 今日の一曲 ♬
誰もがどこかで耳にしたことがある大ヒット曲。マット・ビアンコやアレサ・フランクリンなど多くのアーティストがカバーするのは、曲自体の魅力が彼らの琴線に触れるから。落ち込みがちな気分に元気がもらえる一曲。
What a Fool Believes · The Doobie Brothers