入院7日目。本日は日曜。VRリハビリはお休み。

 

リハビリルームは休日も解放されていて、ストレッチや体幹トレーニングなどの自主リハに取り組む。入院期間もちょうど半分の1週間が過ぎた。ここまでの経過をまとめてみる。

 

① 表層筋の過緊張(☔ → 🌧)

 

そこそこ解消されたと感じる。ガチガチだった腰と背中の緊張がほぐれ、姿勢保持が入院当初より楽になった。

 

② 歩行動作(☔ → ☁)

 

明らかに改善した。当初棒のように硬直していた右足。今では膝が曲がるようになり、歩行動作もロボットから人間へと変化しつつある。とはいえあくまで50m程度の話。距離が伸びると疲労のため姿勢が崩れる。体幹の強化が必要だ。

 

また以前の記事でも触れたが、逆に杖歩行はギクシャクして歩きにくくなった。体軸バランスが変化したためと推測。一定の距離を過ぎると杖なしでもふらつくし、杖を持つと歩きにくい。中途半端な状態である。

 

③ 構音障害(🌧 → ☁)

 

これは自分でも意外だった。しゃべり辛さが少しだけ解消された。プラセボ効果か?

PTさん達と毎日会話しているから?いやそうじゃないと思う。mediVR社の動画でも言及されているので詳細はそちらでどうぞ。

 

 

♪ 今日の一曲 ♬

 

ワーグナーのオペラ「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕の前奏曲。ピアノ編曲版。奏者はグレン・グールド。原曲の対位法的な構造が彼の演奏で際立つ。複数旋律の弾き分けは人間業と思えない(たとえ曲の一部が多重録音だとしても)。

 

Die Meistersinger von Nürnberg, Act I: Prelude (Piano Transcription) 

Glenn Gould · Richard Wagner