入院4日目。VRリハビリ3日目。

 

本日のリハビリ。午後の部では昨日に引き続きmediVR社のトレーナーさんがZOOMで参加。

 

プログラムが進むに連れてタッチする的の大きさが変化。当初直径10数センチの円盤状から3センチコイン程度まで縮小。的が小さくなると余計な力が入り失調症状(手の揺れ、接地した足が動くなど)が現れる。一段階的を大きくする。すると今度は動作が安定する。これを繰り返し、徐々に的を小さく、距離を遠くしていく。

 

リハビリ後の歩行チェック。自覚的にはあまり変化なし。だがPTさんからは改善が見られるとのこと。ここはポジティブに捉えよう。思い出した。一つ大きな変化。普段外出時にはT字杖を使用するが、入院以来初めて杖を手に歩いてみる。するとどうだろう。スムーズに歩けない。杖なしの方が楽。恐らくだが体のバランスが変化し、片側で杖を使う動作が難しくなったのではと推測。

 

このリハビリ、やはり不思議な感覚だ。理屈抜きで結果が良ければ全て良しである。だがなぜVRリハビリが小脳失調へ有効か。経験を踏まえ自分なりに解釈し、近々まとめたいと思う。

 

♪ 今日の一曲 ♬

 

フランス6人組の一人、プーランクのピアノ作品。モダンな和声進行とリリカルな旋律が魅力。お洒落。8つのノクターンから一曲。パスカル・ロジェのCDをお手本に練習した思い出に浸る。

 

Francis Poulenc: Nocturnes Nos.1-8, FP 56: No. 7 in E flat major

Pascal Rogé