今更だが
酒は、味覚を狂わせる。
最近そう痛感するようになった。
料理の味は、
1.素材の味
2.調味料(さ、し す せ そ)
の複合構成
3.スパイス
などなど、
素材の味を引き出す工夫がされている。
その上で
酒を再考してみる。
無類の酒好きであった過去から
今までは考えてもみなかったこと。
それは、
酒は料理の味を
引き立てる事は無い。
という結論だ。
料理と酒を一緒に食すことは
料理を殺してしまう。
今の私の味覚からすると
料理はアルコ-ルとは
相容れない。
いかなるうまい酒といえども
アルコ-ル臭がある。
それが、料理とは合わないのだ。
料理の中に酒を使うじゃないか
との声に対しては、
酒が引き立てるのではなくて
酒が醸される段階で得られる
うまみの要素を。アルコ-ルを飛ばすことで
活用しようとするものだ。
そこにはアルコ-ルが存在していない。
そこから考えても
アルコ-ルは不純物でしかないのだ。
不純物と、うまい料理が
相容れるはずもない。
そして、酒によって(酔って)
味覚が鈍磨する回数を重ねるごとに
普段の味覚も著しく破壊されてゆく。
それは脳細胞が破壊される事と
比例している。
脳というのは、意識を作っている。
従って、思いが現実するという
法則からすると、そこに酒を入れることは
思いを破壊する、と言う事になる。
そして、現実が遠のくか、
現実されない
と言う事になる。
思いがあり
言葉があり
行動がある。
思いが壊されれば
言葉もなく
行動もない。
或いは各段階で変化が起こり
結果が歪なものになる。
なので、明確なイメ-ジ
成功のイメ-ジがある人ほど
酒(アルコ-ル)を避ける必要があるのではないか?