今月のおすすめ本を紹介します。
先日つい発売されたばかりのこちらです。
①シャンシャン、夏だより 浅野 竜 2022/5/19発刊
表紙もきれいでつい手に取ってしまう本です。
夏休みの読書におすすめです。
こちらの作品は「第23回ちゅうでん児童文学賞 大賞受賞作品」になります。
この「ちゅうでん児童文学賞」から中学受験に毎年出題されています。この作品も中学受験の素材文になることが予想されます。
そういった視点からもおすすめします。
あらすじ(amazonより)
「この町で、いままでにクマゼミの声をきいたことってある?」
両親から農家のあとをついでくれることを期待されている野歩人(のぶと)は、転校してきてからだれにも心を開かず、まわりから距離を置かれている川村ちとせが、クマゼミをつかまえようとしているところに出くわした。ちとせは、この町にはクマゼミがほとんどおらず、とてもめずらしかったのに逃がしてしまったと、野歩人に怒りをぶつける。
この町にクマゼミがいることを証明できれば自由研究で市長賞を取れるのではないかと考えた野歩人と親友のカモッチは、協力してクマゼミさがしに奔走するが――。
田園風景の残る千葉の町を舞台に、丹念に生き物を観察する小学生たちと、彼らの揺れ動く心情を描いた、12歳のひと夏のものがたり。
★ちゅうでん児童文学賞の説明はこちら
②ベランダに手をふって 葉山 エミ 2021/1/27発刊
こちらは昨年のちゅうでん児童文学賞 大賞受賞作品です。
表紙のイラストもやさしい感じで手に取りたくなりますね。
青山学院、晃華学園、実践女子の3校で出題されています。
この他に首都圏外の学校で2校出題(武庫川女子、青雲)があるようです。
あらすじ(amazonより)
父親が亡くなってから、毎朝登校するときに母親と手をふり合うのが日課になっている輝(ひかる)。そんな朝の「決まり」を同級生に見られからかわれる原因になる。輝は、そろそろ手をふり合うのを卒業したいという想いと母親を傷つけたくないという想いのはざまで葛藤する。時を同じくして、輝は、同じく父親を事故で亡くした同級生の田村香帆(たむらかほ)とよく話すようになる。香帆は母親と二人で再出発するために、運動会で行われる保護者との二人三脚競争に強い想いをかけていたが……。
③みつきの雪 眞島めいり 2020/2/3発刊
こちらは一昨年のちゅうでん児童文学賞 大賞受賞作品です。
学習院、甲陽学院他の計5校で出題されています。
ちなみに眞島めいりさんの2作目「夏のカルテット」も今年「西大和学園」で出題されています。
あらすじ(amazonより)
信州の村にすむ小学五年生の少女・満希は、都会からの山村留学生、行人と気の合う友人へとなっていく。
やがてふたりは同じ高校に進んだが、満希は地元で農家を継ぐことになり、行人は遠くの医大への進学を希望していた。
卒業式前日、中学時代にふたりで訪れた村の図書館で、行人は山村留学を選んだ理由を初めて語り始める。
皆さんも気になった本をぜひチェックしてみてください!
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