自分を操る 超集中力(DaiGo著) 第1章 レビュー | 中学受験Walker

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中学受験塾教室長15年目◆中学受験 小6になってグンと伸びる子、ガクンと落ちる子 【完全版】著者◆中学受験の勉強法や情報を発信します。

DaiGOさんの著書 「自分を操る 超集中力」のレビューをしてきたいと思います。

 

 

小さい文字が最近読みづらいので電子書籍で読んでます。

皆様にもぜひ電子書籍をおすすめします。

 

 

長くなりそうなので今回は第1章です。(全部で4章)


第1章 集中力を自在に操る3つのルール
集中力の高い人に共通する行動原則とは
 

ルール1 集中力が高い人は、鍛え方を知っている
★セルフモニタリング効果

自分で自分の行動を客観的に「観察」して、「うまくいった・うまくいかなかった」と評価し、そこから生じる達成感や反省によって行動をさらに強化できるという働きです。

 

日能研的にいうと「ふり返り」です。これを続けていくと集中力が続くようになるのです。

自分の行動を常に意識しながら行うのがよいようです。テスト直しのふり返りをノートに具体的に書き留めていくとよいでしょう。


★バッチ処理    
細かい仕事は、1日の終わりなど、どこかの時間にまとめて片付ける
仕事や勉強中に、やらなくてはいけない雑事を思いついたら、いったん大きめの付箋にメモをして、すぐに頭の外に出しておく。それで最後に残さずまとめて一気に片付ける。

※バッチ処理…コンピュータで、データをかなりの分量までためた時点で一遍に(小型機よりは大きい機械で)行う処理(バッチ=束)←→リアルタイム処理

 

これは明日からすぐにできそうです。私もこれは実行しています。すぐメモしないと忘れてしまいます。また、メモしたことで気がかりなことが減って今目の前のことに集中できます。買い物に行くときはぜひメモリストを持っていくといいででしょう。

ルール2 集中力が高い人は、実は長時間集中していない
そもそも人間の脳は集中を持続させないようにできている。
一見、集中力がずっと続いているように見える人ほど、うまく休憩をはさみ、短時間の集中状態をくり返している。

★焦らし(じらし)効果
あらかじめ時間を短く区切り、「もうちょっとやりたかった」「もう少しやれたかな」というところで仕事や勉強を打ち切ってしまう方法

NG→仕事や勉強を「切りのいいところまでやって終わらせよう」

超勉強法でも話題に出ていましたね。夜勉強を終えるときにあえて途中で終わらせる。そのときに、ノートやテキストは開きぱなしにしておく。(または付箋などですぐに開くようにしておく)

自分を行動しやすくすること
選択肢やモノを減らす

机の周りは、勉強道具以外はさっと片付けておいて視界から消すといいようです。その点自習室は集中できるからいいのでしょうね。小学生の場合は、自分の部屋よりはリビングの方が遊び道具が少ないですから集中できるのかもしれません。
 

ルール3 集中力の高い人は、「疲れ」を脳でコントロールしている
脳が感じる疲労感は単なる思い込み
やる気やモチベーションが下がったというのも主観的なもの
 

暗示の一種
あれだけがんばったのだから、今度も限界を超えられる
(高地トレーニング、低酸素トレーニング)
十分なトレーニングを積んだのだから、本番でも結果を出すことができる
「集中力を保つことができた」と、自分が感じられた環境や時間を記録する
 

★プライミング効果
観念によって人の行動が変わるという理論
記録するだけで行動が変わるケースは、さまざまな実験によって立証されている

 

これは皆さんが使っているノートがあたると思います。

私はよくノートは入塾してからすべて通番にして番号を振ってくださいと話しています。

そして、いつからいつまで使ったなどのメモを残しておくのです。

そして定期的に自分はこれだけ勉強したと確認する時間を作るのです。

最終的に受験前夜にノートを並べてこれだけやったんだとふり返ることはとても大切です。

 

6年生の皆さんだったら、すべてのノートはとっていなくてもメモチェのノートはとっているはずです。

それを振り返るだけでも十分です。

 

そしてこれだけやったんだと暗示をかけるのは親御さんの仕事でもあります。

模試の前に勇気が出る言葉がけをしてあげてください。

 

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