神奈川県東海道宿場町を訪ねて…神奈川宿その③ | ふぅの想いのまま…心赴くまま…

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東海道宿場町を訪ねて〜神奈川宿の続きです


アメリカ領事館跡の本覺寺と道を隔てた場所にある三宝寺へ〜




宙に浮いてる様に見える三宝寺




三宝寺の寺号標と神奈川宿歴史の道の案内板



本堂
浄土宗寺院の三宝寺は、瑠璃山 醫王院 三宝寺と号します
嘆誉和尚が開山となり、天正文禄年間(1573〜1596年)に創建と伝えられ、神奈川宿内の慶運寺の末寺でした

弘法大師作と伝えられる薬師如来を本尊としていましたが、震災戦災🔥で焼失
現在の本尊は増上寺より遷座したものです

御本尊  薬師如来
武南十二薬師霊場12番札所



令和4年の武南薬師霊場ご開帳の時の本堂内


そして、昔は地続きであった大綱金比羅神社へ…



大綱金比羅神社の社号標と鳥居




神奈川宿歴史の道の案内板




社殿
社伝によると、文治年間(1185〜1189年)源頼朝が当地山上に祠を建てて創建
古来、飯綱大権現  金比羅大権現と称していましたが、明治44年に両社を合祀して、大綱金比羅神社と改称しました

祭神  大物主神  金山彦神  日本武尊  大山津見神






天狗👺の様に見えるのは飯綱大権現でしょうか…
奥に見えるのは三宝荒神社


大綱金比羅神社の前の旧東海道沿いの坂を上がって行くと田中家さんが見えて来ます




料亭田中家



腰掛け茶屋のさくらやが前身
幕末の文久3年(1863年)田中家の初代がさくらやを買い取り、田中家をスタートさせました

神奈川宿内に外国領事館が置かれ、米国領事のハリス  伊藤博文  西郷隆盛  高杉晋作などの著名人が贔屓にしていて、倒幕計画を練ったと言われています




神奈川宿の案内板



神奈川宿歴史の道の案内板

田中家といえばおりょうさん
坂本龍馬亡き後、勝海舟の紹介で3年程田中家で住み込みの仲居をしていました
英語も堪能で真っ直ぐな性格は外国人のお客様に評判だった様です


おりょうさん
なんで松兵衛なんかと再婚しちゃったのかなぁ〜😥

田中家さんから少し先に行くと神奈川台関門跡がありました




神奈川台関門跡


横浜を開港してから外国人の殺傷事件が次々におき、外国領事館から幕府は非難を受け、主要な場所に関門や番所を設置しました


宿場町としての神奈川宿は、重要な場所だったのですね~

御殿があったり、山城🏯があったり…


神奈川宿はここで終わりですが、浅間町の浅間神社へどうしても行きたいので、台町から歩いて向かいました