道路 

珠洲市役所までの主要一般道路は普通に走れた。 しかし、気持ち良い速度で走っていても突然のひび割れや段差などで5㎞/h程度まで落とさないとサス、バンパー、タイヤを損傷させてしまうような所もあった。 大通りから現場へ行くクルマ通りが少ない所は補修されないままの所が多かった。 よく映像に出ているマンホールの突出は普通によく見かけた。

 

余震 

一日目に震度2程度を感じたが、その後一度も感じず帰ってから余震のある場所に行っていた事を思い出したぐらい感じなかった。作業中であったり、酔ってたり、爆睡中だったせいもあるかもしれない。

 

パトカー 

色んな県のパトカーとすれ違った、かなり応援も来ている。

泥棒や性被害の抑止にはなっているとは思う。

基本的に作業車であれば過積載でも今は止めないと思う。が、一番態度が悪いのが警視庁、さすがお高く留まっている。

神奈川県警は見かけなかった、たぶん呼ばれないんだろう。 

 

天気 

関東よりは寒い。行く前が暖かかったので余計に寒く感じて、雨・小雪があったりだったが、それによる苦痛はなかった。動いていれば厚着なので大丈夫だが、休憩が長いと寒かった。

 

疲労

到着日は無理に開始時間に行かず、充分睡眠を取ってから拠点に向かったので、翌朝の疲れも無かった。3日目のクルマの運転が多いのもあって疲労の蓄積が少なく、帰宅時に一気に帰って来られた要因でもあった。

 

被害状況

ほとんどの住宅が倒壊。新しい住宅は新基準なので見た目が大丈夫が多かった。それでも地盤が緩かったところは傾いていた。 倒壊したほとんどが重い瓦と雪に耐えられる造りではあったものの、揺れ・ねじれの対策が採られていない為に潰れたらしい。地盤の固い緩いが斑でこの場所とすぐそこの状態が違うという感じでもあった。

 

先行き

復興はほど遠い。

ブロック塀解体と搬出が多い。隣との界、作業スペース確保のため。

これからは屋根瓦の撤去が中心かな。並行して屋根・柱・梁の解体もかなりの件数。

 

 

拠点

チームふじさんの拠点は過ごし易かった。 食費は¥0。

参加した個人や被災者の方が寄付するので日本酒がやたら多い。

大量に食事を作れる人がいたので助かった。 寝場所も多く、布団は少し足らないがたいていの人が寝袋持参なので問題無し。なんたって平らな場所で寝られて布団をゲットできたのはありがたかった。 石油ファンヒーターもあるので就寝時の寒さはなかった。 AUのスターリンクとか言うのが総務省から貸与されていて、通信面でも苦労無し。

 

費用 

高速道路はボランティア無料措置が当然受けられたので往復¥15.000程(ETC計算)が無料になった。 

往復1.248㎞、ハイオク58ℓ(¥11022)だった。高速道路と被災地は値段が高い。

長距離の場合は片道だけでも国が持ってほしいが、これはまた不公平を語る輩も出て来るので難しい問題。 小野田紀美議員が解決してくれるといいんだけどね。

あとは移動中の食費のみ。

 

水道

地下を通すので復旧にはかなり時間が必要。地盤がくるいまくり、土地のズレ、いつ襲来するかもしれない大地震もあるので復旧も容易ではない。

 

映像

(1) 報道ステーション+土日ステ on X: "【能登地震から2カ月 復旧進まぬ珠洲市に“人助け集団”】 石川・珠洲市に長期滞在してボランティア活動する「チームふじさん」。高い専門性や技術を持った集団で、崩れた屋根瓦を撤去したり、避難先に家財道具を運んだりなどの作業にあたる… https://t.co/fzsKDkgALB" / X (twitter.com)