小田原城

 

夕刊フジ連載

舟木一夫 出会いと別れの80年

~ご愛読いただき有難うございました~

 

神野美伽さんも「御園座公演に行きました」―

~下のオフィシャルブログでご覧ください~

 

―後半に第138回・139回「オードリー」―

 

 本題に入る前に―。9月9日はご節句の一つである「重陽の節句」です。古くから中国で縁起の良い数字とされた陽数(奇数)のうち、最も大きい「9」が重なる9月9日はお目出度い日です。菊が咲く時季でもあることから「菊の節句」とも呼ばれます。平安時代から花弁を浮かべて“菊酒”を飲んだり、菊の花の露や香りを綿に移して、顔や身体を清めることで長寿と健康を祈る「被棉(きせわた)」も生まれました。また、秋の収穫期とも重なるため、栗ご飯を食べてお祝いしたことから「栗の節句」と呼ばれることもあります。

 

 

 

 本題に入ります―。舟木一夫さんが名古屋・御園座で行っていた「特別コンサート2024」が9月8日(日)、大盛況のうちに千穐楽を終えました。4日から8日までの5日間、連日28曲を益々張りのある声で熱唱され、動物の動画から夢グループのCMまで物まねを織り込んだトークも冴え、行かれた皆さんも堪能されたことだと思います。千穐楽には5月初めに大阪・新歌舞伎座でジョイントコンサートを行った歌手の神野美伽さんも駆けつけておられました。舟木さんも舟友さんも、大変お疲れさまでした。

 

 

<ラインアップ>

 

 第1回・8月26日⇒歌手&俳優・西郷輝彦

 第2回・8月27日⇒女優・松原智恵子

 第3回・8月28日⇒歌手・松島アキラ

 第4回・8月29日⇒女優・和泉雅子

 第5回・8月30日⇒作曲家・遠藤実

 

 第6回・9月  2日⇒歌手・三橋美智也

 第7回・9月  3日⇒俳優・長谷川一夫

 第8回・9月  4日⇒歌手・島倉千代子

 第9回・9月  5日⇒作曲家・船村徹

 第10回・9月6日⇒歌手・美空ひばり 

 

 ところで、夕刊フジ紙上で8月26日(月)から30日(金)と、9月2日(月)から6日(金)までの2週にわたって計10回連載しました「舟木一夫 出会いと別れの80年」も無事終了しました。ご愛読いただきました皆様には、誠に有難うございました。夕刊フジの担当者によりますと、問い合わせをはじめ反響も多く、年内に“続編”の可能性も提案していただいております。皆さまに改めて感謝申し上げます。

 

 

 私は舟木さんが80歳になる前に、これまでに出会い別れた人々とのエピソードを残したい(本当は本にしたい)と思い、夕刊フジに連載を提案したところ快く受け入れていただきました。“80年”と銘打っている以上、1944年12月12日の誕生日から2024年12月12日の傘寿の誕生日までの出会いと別れを綴りたいと30人前後の人々を考え、その中から10人を厳選させていただきました。

 

 舟木さんにも事前に私が独断で考えた10人の方をお伝えしましたが、「お千代姉さんが入ってないね?」と独り言のように言われ、やはりそうかと考え直し、島倉千代子さんと“ある女優さん”の原稿を差し替えた経緯があります。もし、“続編”が実現できることがあれば、他の方との兼ね合いでその女優さんの“復活”も検討したいと思っています。島倉さんの登場は予想外だったという方も多かったようですね…。

 

 

 2週間と短い期間でしたが、この間、記事をご自身のブログに載せていただいたり、他にこんな人もいるので是非書いてみたらといった情報もいただきました。全てをメモにして残してありますので、それぞれの方をさらに深く掘り下げて、機会があれば“次の連載”に反映させたいと思っています。この場をお借りして、御礼申し上げます。以下に、改めて夕刊フジの公式サイトであるzakzakを掲載しておきます。

 

 

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「舟木一夫 出会いと別れの80年」

   

 
8月26日(月)(zakzak掲載は翌日)

8月27日(火)

 

8月28日(水)

 

8月29日(木)

 

8月30日(金)

 

9月2日(月)

 

9月3日(火)

 

9月4日(水)

 

9月5日(木)

 

9月6日(金)

 

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神野美伽さんも舟木さんの御園座公演に行かれたようです。

「舟木一夫さんのコンサートへ」という神野さんのブログを紹介します。

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黒田が会長、関川が社長、杉本はプロデューサー

 

 138回。2000年、滝乃(大竹しのぶ)が亡くなって18年。美月(岡本綾)は大京映画でテレビ時代劇を監督する毎日。黒田(國村隼)が会長、関川(石井正則)が社長、杉本(堺雅人)はプロデューサーに。46歳になった美月(岡本綾)も子供向け時代劇を皮切りに、

テレビ時代劇を演出する監督になっていました。

 滝乃は亡くなる前に残した遺言書に「全ての財産を佐々木美月、愛子に譲る。椿屋は続けるも売り払うも2人の好きにして下さい」と記しました。遺言通り、椿屋は笹森に買い取られて高級料亭として生まれ変わり、椿屋と佐々木家の渡り廊下はなくなりました。

 佐々木家は愛子(賀来千香子)の独断で、滝乃の遺産を生かして二階を増設し、大学病院を辞めて京都市立西太秦病院の泌尿器科部長になっていた梓(茂山逸平)一家が同居始めました。

 美月がロケ終わりを関川に報告していると、会長になって久しぶりに黒田がやって来て、69歳になった杉本に「これからは、お前が大京映画の社長をやれ。関川は会長、俺は名誉会長だ」と告げます…。

 

 139回。大京映画の社長に就任して杉本がやりたいこととして挙げたのは「劇場映画を作る」こと。関川は「テレビがデジタル放送を始めようとしている時に…」と反対しますが、黒田は「好きにやったらええ」と止めません。帰り道、杉本は美月に、美月を監督にして「宮本武蔵」を撮りたいと話します。

 カツドウ屋では、5年前に日本に戻ってきて大京映画の俳優部に所属している虎之助(菊池隆則)が錠島(長嶋一茂)と共演して決着をつけたいと夢を語りますが、錠島は「見果てぬ夢は所詮見果てぬ夢」だだと言って立ち去ります。

 美月は部屋で昔の撮影所での俳優たちの写真をみながら、「ムサシ」と独り言を言います…。

 ※クリキン(舟木一夫)、モモケン(林与一)の回想シーンも登場しました。