舟木一夫が浅草公会堂で熱唱

~2023年最終公演も“満員御礼”で飾る~

 

浅草公会堂前。浅草は本当に外国人が多いです!!

 

 舟木一夫さんは2023年12月20日(水)17:00から東京都台東区の浅草公会堂で「サンクスコンサートin浅草公会堂」を行いました。ホールは1070席。休憩なしの約2時間のコンサートです。21日(木)も14:00から開かれました。舟木さんのコンサートは“満員御礼”が続いていますが、20日も21日も早くからチケットは完売されていて、2023年の最終公演も“満員御礼”で締めくくることになりました。

 

 

展示室で開催された日活映画ポスター展

 

みのもんたさんは1944(昭和19)年8月22日生まれで、舟木さんと

                       同い年。日本テレビ系「おもいッきりテレビ」で共演していました

 

 20日のコンサートについて、結論から述べますと、選曲も舟木さんの声の伸びも申し分のないステージでした。選曲では「水色のひと」「涙の敗戦投手」「はやぶさの歌」「立ち話」など普段はなかなか聴けない曲も散りばめられ、会場の皆さんは大いに満足されたのではないでしょうか。79歳になったばかりの舟木さん、いよいよ「65周年」への通過点である「80歳」に向けて始動します。

 

 

 

 

 トークの中で、舟木さんは初日(20日)と楽日(21日)のお客さんにとっての“特典”について話しました。初日はどうしても予定より時間が長めになるという“特典”がある一方、楽日は曲目が変わるかもしれないという“特典”がある。要は両方とも聴いた方が“お得”ですよということになります。ともあれ、そのトークに甘えて、初日の曲目をお伝えしておきます。結果的には21日も曲目は同じだったようです(笑)。

 

<曲目リスト>

(オープニング)

 淡いサーモンピンクのジャケット、白シャツ、黒の蝶ネクタイ、黒に白い縁取り

 のポケットチーフ、黒のベストとパンツ姿で登場。 

 

花咲く乙女たち

 

眠らない青春

水色のひと

たそがれの人

 

哀愁の夜

 立ち話

 

 トーク⇒年間これだけのステージをやっていると間違いもある。後援会のコンサ

 ートで星野哲郎特集で「365歩のマーチ」を歌った時、♪三歩下がって二歩下が

 る…と歌った。下がりっ放しじゃないか。そういう間違いはナマのステージだか

 らこそ。30年前はテープで口をパクパクやっていた歌い手もいました。ここ15年

 はもっと酷くなって、声が昔のままで顔だけ年を取っていたりして…(あの人のこ

 とかと想像したお客さんもおられたのでは)。下手な歌い手の人でもナマがいいん

 です(拍手)。

 

東京は恋する

北国の街

 

 途中で舞台袖に向かいグレーのジャケットに着替える。深紅のポケットチーフ。

 「東京は恋する」の前に着替える予定を間違えた!?

 

高原のお嬢さん

湖愁

 

(スタンディング)

銭形平次

親不孝通り

 

 

   コーラスの3人の女性、ドラムの男性が途中でクルリクルリと回転して弾みをつ

 ける。トーク⇒身体は使わないと錆びるので使わないといけない。声ものどを使

 わないと声が出なくなる。菅原洋一さんは90歳を超えているけど、年に数回ディ

 ナーショーをやっているんです。10年ぶりに電話して凄いですねと話した。ステ

 ージでやっている時より、普段ののどのキープに時間を取っている。散歩に行っ

 て川べりで歌っている。

 

 ※21日は「親不孝通り」~「銭形平次」の順になりました。

 

 赤いジャケットに着替え、「ここからは年末大サービス」(舟木)。

                         

涙の敗戦投手

はやぶさの歌

 トーク⇒「はやぶさの歌」は20歳くらいの時の歌で、歌う時お客さまをイメージ

 して励ましたり労わったりの思いで歌っていたけれど、今はもう皆さんの逞しさ

 が分かったので、かえってこちらが励まして欲しい(笑)。

 トーク⇒外せない歌は流行歌手の宿命みたいなもので、沢山あるということは幸

 せな事。

 

みんな旅人

高校三年生

仲間たち

君たちがいて僕がいた

学園広場

 

 トーク⇒60周年が過ぎて「81」をクリアできたら、目標は3か月刻みになります

 (笑)。こうして客席を埋めていただけるうちは歌い続けることが出来ます(拍手)。

 まぶしい白のジャケット、黒のポケットチーフに着替え。

 

絶唱

夕笛

 

(エンディング)

 初恋 

 

 

 (アンコール)

 黒のジャケット、白のポケットチーフ。トーク⇒どんな歌を歌ったらいいのか、

 お客さまに聴いてもらいたいのかを考えると自分の作った歌に行きつくんです。

 ※この歌は舟木さんが40周年の年に作られたものですが、「発表するのがちょっ

 と早過ぎましたね」とつくづくおっしゃっていました。60周年を終えた今こそ!!

   という思いだろうと思います。

      

浮世まかせ

 

 スタンディングオベーションの中、舟木さんが客席に両手を振り幕が降りる…。

 

 

 

 舟木さんのコンサート活動を支援している㈱アイエスのX(旧ツイッター)も以下に掲載しておきます。

 

 

 

 

 

 

 

        楽屋口で舟木さんの“出待ち”。知らない方から「美味しい店があって

        並んでるんですか?」と聞かれました

 


 

 

20日の浅草界隈

 

★★★

 

「決定版  舟木一夫の青春賛歌」(産経新聞出版)は会場でも“キラキラ写真”付きで販売されていました。お陰様で、産経出版が用意したものは完売したそうです。有難うございました。

 

 

★★★

 

 

 

 

☆青春賛歌 目次【1】2022年~

☆青春賛歌 目次【2】2023年~