「浪花の歌ごよみ」の歌詞について
4月18日にアップしました「舟木一夫と『浪花の歌ごよみ』」のブログの中に、「浪花の歌ごよみ」(作詞&作曲・里中さとる)の歌詞を掲載しましたところ、らぶさんとsukiyanenさんから誤りなどのご指摘を受けました。
らぶさんからは、以下のような間違いのご指摘がありました。
名残の桜の →名残り桜か
上本町よ →道頓堀よ
浴衣小脇に →浴衣小粋に
月を肴の 浪花の酒に
→月を肴の 夜長の酒に
このご指摘を踏まえて、当初の歌詞を以下のように訂正しました。
♪春の浪花を ほどよく染めて
蝶も見返る 花摘みまつり
稚児の引くてに ふたひら みひら
名残り桜か 花車 花車
♪弾むうわさに役者の華が
咲いてうれしい道頓堀よ
浴衣小粋に 素足も軽く
贔屓どころも 賑やかに 賑やかに
♪秋を彩る 銀杏の並木
わたるそよ風 通天閣へ
月を肴の 夜長の酒に
艶も仄かな 衿ぼくろ 衿ぼくろ
♪泣くも笑うも 八百八橋
ちらりかすめて 泡雪小雪
浪花心の 情をのせて
水の流れも うきうきと うきうきと
※sukiyanenさんのご指摘で「八百矢橋」を「八百八橋」に訂正しました
訂正の後、sukiyanenさんから、以下のようなご意見をいただきました。
歌詞はらぶさんの指摘通りだと思うが、2番の「道頓堀よ」は2013年に新しく出来た上本町の新歌舞伎座で舟木さんが公演を行った際には、「上本町よ」と歌い、2023年3月の公演では元歌の「道頓堀よ」と歌っておられたと思う―ということでした。
作詞&作曲の里中さとるさんは舟木さんのペンネームですから、その時のステージの雰囲気に合わせて歌詞を替えて歌うのは、ある意味で舟木さんのご自由と言えなくもありません。舟木さんらしいという表現がぴったりかもしれません。
そう言えば、舟木さんは「哀愁の夜」や「高原のお嬢さん」などの元の歌詞に4番、5番と新しい歌詞を自ら作詞して追加して歌われることはありますが、元歌の歌詞そのものを替えて歌われるということはないですね。
いずれにいたしましても、ご指摘やご意見をいただき感謝しています。有難うございました。