浅草のコンサートに

行ってきました

 東京・浅草公会堂での舟木一夫さんの14日の公演は雨の中のコンサートでした。湿度が高かったのでしょうか、梅雨が戻った感じでした。隣の席のお客さんによると、13日の公演のステージで舟木さんが「暑い、暑い」を連発されたそうで、劇場のスタッフが舟木さんに気を遣い過ぎて冷房を利かし過ぎたようで、後ろの席のお客さんも「寒い、寒い」とひざ掛けを取り出したりしていました。悪気があったわけではないのですが、劇場の担当者の方も舟木さんとお客さんの両方を考えてくれないといけませんね。もっともコンサートの後半は熱気に包まれた会場で結果オーライでした。

 

 

 

 さて、明日も公演がありますので、詳しい曲目の紹介は控えます。というか明確に覚えておりません😢。一部は和物でした。しょっぱなから白の単衣で銭形平次を歌われ、一気に客席の空気が盛り上がりました。NHK大河ドラマの記念曲を選ばれ、「右衛門七討入り/右衛門七節」をB面→A面の順に歌うといういい意味の“お遊び”をされ、一部のラストはステージではちょっと珍しい歌を披露されました。聴いてのお楽しみです。この歌の背景については近々(多分明後日)、私のブログで紹介することになっています。舟木さんには先を読まれた感じです(笑)。

 

 きょうは歌もそうですが、“おしゃべり”が冴えていました。明日、チャンネルNECOの収録がありますので、少し回したいくらいでしたね。第二部は皆さんのご想像の通りの曲目です。ドッキリするようなものはありませんでしたが、徐々に盛り上げていく舟木さんらしく日活映画の主題曲にもなったラストの3曲は感動モノでした。最近はいろんな方から何度も何度も「いくつになられましたか?」と聞かれるので、細かいことは言わずに「80手前です、で通しています」とか。どっと笑いが起きました。それにしても、舟木さんて本当に77歳??

 

 二部で、舟木さんが本当は「高校三年生」ではなくこういう歌を歌いたかったとして歌われたのが「たそがれの人」と「哀愁の夜」でした。ブログに何度も登場する舟木さんの最初のディレクター・栗山章さんも舟木さんの歌で最も好きな歌として「たそがれの人」、それに「夕笛」を挙げられました。栗山さんがあの頃の舟木さんに歌ってもらいたいと目指していた曲だそうです。「たそがれの人」の作詞は安部幸子さん、作曲は山路進一さんです。きょうの「たそがれの人」は良かったですねぇ。

 

 

「哀愁の夜」を歌い終わって、舟木さんは「この歌の口笛は調子がいい時とそうでもない時があって、良くないのはおなかが空いてる時。きょうは一部の後に腹の足しになるようものを食べましたから(笑)」といったようなことをしゃべられました。確かに会場に響き渡っていましたね。この歌は作詞が古野哲哉さん、作曲が戸塚三博さんですが、舟木さん自身がさらに追加して作詞し、それを時々歌われます。私のメモに間違いがなければ、以下のようなものです。

 

 

 

― 映画ポスター展が2階で開催されていました ―

 

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 今年12月10日から21日まで東京・新橋演舞場で行われる「芸能生活60周年記念 舟木一夫 ロングコンサートin新橋演舞場」について、舟木さんは公演中に次のように話されました。

 

  <3日公演→1日休み→3日公演→1日休み→3日公演→最終日サンクス>

 

 しかも「3日」については全て構成選曲を変えられるとのことです。バンドのメンバーに向かって「覚悟しろよ!」と笑いながら話していましたが、これは笑い事ではないですね、ホントに。

 

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 曲目(14日)については、舟友さんからいただきましたので、15日16:00以降にUPさせていただきます。