長い夜の後で | 続。JP = ぞく どっとじぇいぴー =

続。JP = ぞく どっとじぇいぴー =

akira.sivaの戯言日記。
多分。。関わっているゲームやら仮想世界やらのことを書ければいい。。。かなぁww

長く怒涛の夜が明けた翌日は5/2。

朝実家に赴き、父とお茶を飲みながら改めて気持ちを落ち着け。

必要なものを揃えるべく買い物へ。

父と2人で買い物なんて人生初じゃないか?

あらかた揃え終わると父が 「腹減った。。なんか食べてこ?」

と、ショッピングモールのレストランエリアへ。時間を見たら11時半。

私「早いだろw」 ←いつもランチは12時半~13時スタート。

 

食事を終え、一旦帰宅。

買ってきた荷物に全てネーム入れをしないといけない。

さてこれで全部か?

病院から渡されたパンフ片手に荷物の最終チェック!

午後からいざ病院へ。

 

1時間ほど待っていたら、受付の女性が寄って来て

女性「すみません。今日ですね、先生が忙しいらしくて。。

   お話し(=説明)できないそうなんですよ~。

   お話しできるようになったらこちらから連絡しますので~、

   今日のところはお帰り下さい」

。。。。。。。は? 1時間待たせておいて?

昨夜の話ではまだ母の症状や今後について詳細は言えない。

翌朝の検査で詳しいことが分かるから、翌朝説明を聞きに来てください。

(入院用の荷物などなど準備して持って来ることも忘れずに)

だったよな? だったよな?!(# ^ω^)

父も私も、つまり家族は、母の現状を何も聞かされてない。

何も分からない状態のまま、不安だらけでとにかく入院の準備だけはきちんとしようと。

今朝買い物や準備に集中して病院に来たわけだ。

それを。。。時間がなくなった。説明できそうにないから帰れ??っつったか、今?

父「何も聞けないんですか?昨夜より少しは良くなっているようだとか、

  妻の今朝の様子も聞くことさえできないんですか?」

父のその質問に怒りが冷めた。。多分一番つらいのは父なんだ。

私「時間が空いたら説明して下さるんですね?

  その時は連絡して下さるということでいいです?」

多分、私の声には怒りが籠っていただろうと思う。

女性「はい、こちらからご連絡いたします」

私「それはいつですか?」

女性「それは。。。」

私「あーはい、分からないのね。もぉいいです」

女性が去って行き、父は残念そうにしていた。

するともう一人受付の違う女性が寄って来て

女性「今日は本当に申し訳ありません。実は担当医に緊急手術が立て続けに

   入ってしまって身動き取れない状態になっています」

父「そうですか。。。それは、仕方がないですね。。」

私「あのー。母に自分のスマホを渡してるんです。今朝お預けした荷物に入ってます。

  スマホの使用OKと聞いたもので」

女性「ぁ、はい。それは大丈夫です^^ ただ、今はお体動かせない状態ですので、

   ご使用は難しいと思います。。」

私「うん、だとは思うんだけど。協力していただけません?」

女性「?」

私「今から母のスマホにビデオ通話かけますので、

  母の病室に行ってスマホを持っておいてほしいんです」

女性「あー、そういうことですか。いいですね^^ では私、すぐに奥様の病室に行って参ります」

と速足で向かってくれた。

父の表情が明るくなるのが分かった。

ビデオ通話をかけると女性が現れ、「今から奥様の方にカメラ向けますね」と。

カメラの向こうに母がいて、その表情は昨夜と全く違っていた。しっかりした表情だった。

少し安心した。言葉はまだ話せないけど、父の語り掛けに一生懸命頷いてる。

父「家のことは心配しなくていいからな。今は自分の体調だけ気にかけるんだぞ」

 

しばらく話して通話を切り。協力してくれた女性に大感謝し、帰ることにした。

駐車場でそれぞれの車に向かう。父はまだ残念そうだった。

やはり説明を聞きたかったんだろう。

車に乗ってドリンクを飲み、一息ついて『帰るか。。』と思ったところに、

協力してくれた女性が駆け寄ってくるのが見えた。

窓を開けると、息を切らしながら

女性「あのっ。。先生が、30分後くらいに少し空きそうなんですっ。

   もし、大丈夫そうでしたら、お待ちいただくわけにいきませんか」

 

実際は45分後くらいに話を聞くことができました。

概ね説明を聞き、1週間~10日間の入院にて経過観察をして次の段階の判断をすると。