関東大震災から100年目を迎えた9月1日午後、朝鮮総連東京都本部が墨田区の横網町公園で、日本人に虐殺された朝鮮人の追悼会を開催しました。公園内にある追悼碑には多くの人々が献花、犠牲者に哀悼の意を捧げました。私も参列させて頂きました。

関東大震災では「朝鮮人が暴動を起こしている」「井戸に毒を入れている」というデマが広がり、軍隊や自警団によって、何の罪もない、あまりにも多くの朝鮮人が無残にも虐殺されました。その数は6600名にものぼると言われています。

日本の植民地支配下における朝鮮人に対する民族差別が最も残虐な形で現れた陰惨な大量殺人事件であり、日本人が絶対に忘れてはならない、恥ずべき、痛恨の歴史の汚点です。

この歴史を胸に刻み、朝鮮人犠牲者の方々を心から追悼するとともに、民族差別のない平和で寛容な世界を目指して参ります。