幕末の歴史にふれる下田了仙寺と ペリーロード、富士山と大島が一望出来る寝姿山ロープウェイの絶景旅
\46都道府県制覇27万km走破車旅好き/
絶景大好きトラベラーこと、あきらです。
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今回の車旅は静岡県下田市にある下田了仙寺とペリーロード、伊豆三景寝姿山ロープウェイの絶景について、ブログを書いてみました。どうぞご覧ください。
伊豆半島は、日本有数の温泉地として知られるとともに、豊かな自然や歴史、文化にも触れることができる魅力的な観光地です。今回は、その中でも特に見どころのある3つのスポットを訪れました。
## 国指定史跡下田了仙寺
下田了仙寺は、伊豆の国市にある臨済宗の寺院です。創建は平安時代末期とされ、鎌倉時代には源頼朝の娘である北条政子が参詣したという歴史があります。また、江戸時代には、松尾芭蕉や与謝蕪村などの文人墨客が訪れ、句碑や墨跡が残されています。下田了仙寺の境内には、紅葉や桜などの四季折々の花が咲き、美しい庭園や池があります。特に有名なのは、池の中央にある「心字池」と呼ばれる心臓形の池です。この池は、自然にできたものではなく、人工的に作られたものだと言われています。心字池の周りには、橋や石灯籠などが配置され、風情があります。心字池は、恋愛成就や縁結びのご利益があるとされ、多くのカップルや夫婦が訪れます。
下田了仙寺は、幕末に開国の舞台となった寺院でもあります。1854年には、ペリー提督が率いるアメリカ艦隊が下田港に来航し、日米和親条約の細かい取り決めである日米下田条約が締結されました。その際、下田了仙寺がアメリカ側の応接所として使われたのです。境内には、その時の記念碑や、ペリー提督の像があります。
また、同年にはロシアのプチャーチンも下田港に来航し、日露和親条約が締結されました。その時には、下田了仙寺の本堂がロシア側の応接所として使われました。下田了仙寺は、日本の開国に大きな役割を果たした寺院と言えるでしょう。
ペリーロードは、伊豆高原にある散策路です。
ペリーとは、日本に開国を迫ったアメリカの海軍提督マシュー・ペリーのことで、彼が1854年に下田に来航した際に、この道を通ったという伝説があります。
ペリーロードは、約1kmの距離に、約400本の桜が植えられており、春には満開の桜が見事なトンネルを作ります。桜の花びらが舞い散る様子は、まるで雪のようです。
ペリーロードを歩くと、伊豆高原の自然や歴史を感じることができます。
ペリーロードには、幕末から大正時代にかけて建てられた古民家や洋館が数多く残っており、レトロな雰囲気が漂います。その中でも、特に有名なのは「土佐屋」と「安直楼」です。「土佐屋」は、回船問屋として栄えた建物で、幕末の志士吉田松陰が黒船乗船を嘆願するために下田に訪れた際に、兄への日記と手紙を託したところです。現在は、ソウルミュージックの流れる創作料理のお店「SOULBAR 土佐屋」となっています。
「安直楼」は、下田一の人気芸者だった「唐人お吉」が小料理屋を営んだ建物です。
お吉は、初代米国総領事ハリスに仕えたことにより差別され、薄幸な生涯を送りました。現在は、内部の見学はできませんが、2階に安直楼時代の客間とお吉の遺品が残されています。ペリーロードには、他にも幕末の歴史に関係する建物や記念碑があります。
ペリーロードは、日本の開国の歴史をたどることができる道と言えるでしょう。
## 伊豆三景寝姿山ロープウェイ
伊豆三景寝姿山ロープウェイは、伊東市にあるロープウェイです。寝姿山とは、標高580mの山で、その名の通り、寝ている人の姿に似ていると言われています。寝姿山の頂上には、展望台やレストランがあり、
伊豆半島の絶景を一望することができます。
特に、伊豆三景と呼ばれる、駿河湾、大島、富士山の
3つの景色が同時に見えるのは、圧巻です。
ロープウェイは、約10分で寝姿山の頂上まで運んでくれます。ロープウェイの中からも、伊豆三景を楽しむことができます。私は、ロープウェイの窓から、富士山の雄姿に感動しました。
伊豆三景寝姿山ロープウェイは、伊豆急下田駅から徒歩1分のところにあります。ロープウェイの乗車券は、往復で大人1,200円、子供600円です。ロープウェイは、約10分で寝姿山の頂上まで運んでくれます。ロープウェイの中からは、下田の街並みと豊かな緑に包まれた山々が一望できます。標高を上げるにつれて、周囲の景色が広がり、駿河湾、大島、富士山の3つの景色が同時に見えるようになります。ロープウェイの窓は、大きくて明るく、空中散歩を楽しむことができます。ロープウェイの中には、音声ガイドが流れ、伊豆半島の歴史や文化についても学ぶことができます。ロープウェイは、季節ごとに変化する景色も魅力の一つです。春には桜の花が満開になり、山々が華やかなピンク色に染まります。夏には爽やかな風を感じながら、海と空が融合する壮大な光景を楽しむことができます。秋には紅葉が山々を彩り、美しい色彩の絨毯が広がります。そして冬には幻想的な風景が広がります。ロープウェイは、伊豆半島の自然の美しさを感じることができる素晴らしい乗り物です。
## 山頂の見どころ
ロープウェイで寝姿山の頂上に着くと、まず目に入るのは、伊豆三景を見渡す絶景の展望台です。展望台からは、駿河湾の青い海と、その向こうに浮かぶ大島が見えます。大島は、伊豆七島の中で最も大きく、火山活動が活発な島です。展望台の右側には、日本一の富士山がそびえ立ちます。富士山は、日本の象徴として、多くの人々に親しまれています。展望台の左側には、下田の街並みと、その先に広がる太平洋が見えます。太平洋は、日本の開国の舞台となった海です。展望台からは、伊豆半島の自然と歴史が一望できます。展望台には、望遠鏡やベンチもあり、ゆっくりと景色を楽しむことができます。
伊豆の名物料理を味わうことができるお店です。
レストランのメニューには、下田の新鮮な海の幸を使った「海鮮丼」や「海鮮カレー」、伊豆の郷土料理である「しゃぶしゃぶ鍋」や「おでん」などがあります。レストランの窓からは、伊豆三景が見えるので、食事をしながら、美しい景色を堪能できます。
レストランには、テラス席もあり、気持ちの良い風を感じながら、食事をすることもできます。レストラン「寝姿山」は、伊豆の味と絶景を楽しめるおすすめのお店です。
展望台やレストランのほかにも、寝姿山の頂上には、見どころがたくさんあります。遊歩道の一番奥には、縁結びのご利益があるとされる「愛染堂」があります。愛染堂は、愛染明王を祀った小さなお堂で、恋人や夫婦の仲を深めるという祈願が叶うと言われています。愛染堂の前には、ハート型の絵馬がたくさん掛けられており、恋愛成就や結婚願望を書いたものが多く見られます。愛染堂の周りには、石灯籠や石仏などがあり、風情があります。愛染堂の近くには、「和み玉投げ」という遊びができる場所があります。「和み玉投げ」とは、縁結びのご利益があるとされる「和み玉」という小さな玉を、愛染堂の屋根にある穴に投げ入れるという遊びです。玉が穴に入ると、鐘の音が鳴り、願いが叶うと言われています。「和み玉投げ」は、100円で3個の玉が買えるので、挑戦してみると楽しいです。愛染明王堂で「花手水」を始めました。
寝姿山公園内に咲く花々や、陶器製の浮き球、 ビー玉で手水を彩り、明るく可愛らしい花手水に!
インスタ映えスポットとしても大人気です。
ぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょうか?
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