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妄想マシンガンズ!!

2009年12月から3ヶ月限定の世界一周ブログです。最近は撮影した写真をUPしています。

石垣島から船で10分竹富島。

昔懐かしい雰囲気を残した沖縄は今現在ではココだけ。

それにしても海が綺麗で穏やかな波だった。



妄想マシンガンズ!!~90日間世界一周編~


世界一周で最後に訪れたのは、タイ。


と言うか、報告が遅くなりましたが28日に無事帰国しました。


本来なら世界一周ではアジアには訪問せず、そのままケニアから日本へと考えていたのですが最後にケニアってのも何だかなぁと思い、物価が安くご飯もビールも美味しいタイを最終国に決めました。


学生の頃に1ヶ月程東南アジアをぐるぐると周っていた事があり、タイは経験済みだったもののやっぱりタイは良い!


こんなに費用対効果の良い国もなかなか無い。


物価は安いし、タイ人の人柄も最高だし、タイ料理も安くて旨い、日本食屋も多い、そして何より安全だし。セブンイレブンも至る所にあり、旅での生活も苦労しない。


ただ、いくら物価が安いと言っても、5年前に来た頃に比べると幾分物価は上昇していて、例えばバスの運賃。


当時は4バーツ(約12円)だったものが今回は8バーツ(約24円)、屋台の焼き鳥が1本5バーツ(15円)だったのが10バーツ(約30円)になっていたりと、微妙に物価は上がっていました。


バンコクって言うと、世界中のバックパッカーが集うカオサン通りや、日本の歌舞伎町のようなバッポン通りなどが有名ですが、例にもれず僕らも夜な夜なそこへ繰り出し屋台でビールを飲んだりし、最後の旅をのんびりと過ごしました。


宿泊した宿はと言うと、最初はカオサン辺りで探したものの、やっぱりカオサンは騒がしいとの結論に達し、結局カオサンから歩いて10分弱の所にチェックイン。


だいぶローカルな情報になりますが、場所はカオサンをバックにチャクラポン通りを真っすぐ進み、橋を渡った左側一帯のエリアです。


このエリアは今回の旅で見つけたわけですが、値段の割には部屋も綺麗で清潔。しかもカオサンではなかなか見つからない、Wifiフリーのゲストハウスも多いです。


そんなわりと静かで、居心地の良いゲストハウスで5日間のんびりと過ごし、僕らの世界一周は終わりを迎えるのありました。



妄想マシンガンズ!!~90日間世界一周編~

◆タイは仏教国だけあって、町の至る所に寺が多い。しかも全部金ぴか。そー言えば昔金ぴか先生って言う塾かなんかの先生が騒がれていたけど今は何をしているのだろう。




妄想マシンガンズ!!~90日間世界一周編~



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◆バンコクは車の排気ガスが凄いけど、タクシーの騒音やトゥクトゥクのエンジン音を聞くと、タイだなぁと感じてしまう。




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◆ぶら~と町を歩いていたら、サイアムスクエア辺りでムエタイの試合が。毎週水曜日は特設リングを設けやっているとの事。黒山の人だかりでした。




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◆バンコク以外で唯一訪れた町、アユタヤ。木の中に埋まった仏像。結構有名ですよね、これ。5年前はもう少し顔が綺麗だったような・・。




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◆アユタヤでは象に乗って町を歩くのが結構有名。でも象に乗るのは日本人くらいとの噂があるとか無いとか。




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◆眠る人と眠る人と眠る犬。




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◆大きすぎる大仏。黄色い袈裟?の中がどうなっているのか若干気になるような、気にならないような。ちなみに顔は笑顔。




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◆大仏の顔は笑顔。自分の彼女が大仏のような顔だったら、どうしたものだろうか?と想像してみる。







妄想マシンガンズ!!~90日間世界一周編~

◆「みなさん、3ヶ月間だけでしたが毎回ブログを読んでくれた方、たまたま覗いてしまった方、ぜ~んぶひっくるめてありがとうございました。しばらくは、ミクシイではなくブログで日記は続けようと思います。次は転職日記になるかと思いますが、更新するかどうかは未定です。ではでは」








最後になりましたが、このブログを読んでほんのちょっぴりでも「世界一周って良いなぁ」と思ってくれる方がいたら、個人的には最高に嬉しいです。


村上春樹は『遠い太鼓』の中で、旅行というものはだいたいにおいて疲れるものです。でも疲れることによって初めて身につく知識もあるのです。くたびれることによって初めて得ることのできる喜びもあるのです。


と語っていますが、3ヶ月で世界一周と言うのは、ご覧の通りハードで結構疲れる旅でした。旅先で出会う、世界一周旅行者は1年くらいが大半で、口ぐちに「3ヶ月は短い」と言われましたが、3ヶ月間のスケジュールだからこそ、感じた事、見えた事があったと個人的には思っています。


今は1週間でも世界一周しようと思えば出来ちゃう時代です。さすがに1週間での世界一周はお勧めしませんが、行きたい!と思ったら、どんどん世界に出て地球の裏側で生活している人とか、テレビの中でしかなかった世界をその目で是非見て欲しい!なと思います。


さて、個人的に次は転職。


日本に来て4日ほど経ちますが、やっぱり目的の無い生活はこの上無く虚しく、寂しいもの。


と言うことで、旅日記はいったん終了です。


ではでは。











サファリツアーの2日目。


ゲームドライブが終了し僕らが向かったのはマサイ村。


よくテレビか何かで見るように、僕ら一般人が村に近付くと、いきなりヤリを持ったマサイの民が「ワァーワァー」言いながら、ケタタマシク叫び、荒々しく出迎えてくれるのかと思いきや、村に着いてみると「はい、どうぞ~」的な感じでなんともゆるいお出迎え。


村に着くやいなや言われたのは、村への入場料として「10USDプリーズ」との事。


もともと話しでは聞いていたものの、ケニア人の1日の平均収入が約1USDと考えると、この金額はかなりの高額。


入場料を支払った後、始まったのが男性のマサイ族による歓迎の歌と踊り。



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◆みんな一列に並び、各々歓迎の歌を口ずさみ、時折ジャンプしたり踊ったりと。



歓迎の踊りが一通り終了し、いよいよマサイ村の中へ。


マサイ族を最初見た時は、ずいぶんと観光慣れしているなぁと感じたものの、その暮らしぶりはやはり他のケニア人とは違い、家畜をメインとした生活。


もちろん、村には電気や水道などはなく、家なんかは家畜の糞を固めて作ったもの。


そのため、村のあちらこちらにヤギとかの糞が撒き散らされ、ちょっと臭かった。しかも運が悪いことにこの日は雨。


地面のぬかるみは、泥なのか、糞なのか、いやMIXだ。



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◆糞まみれ、否、クソまみれの地面で楽しくサッカーを楽しむ子供たち。



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◆家畜の糞を塗り固めて作ったであろう、彼らの住居。この後彼らの家の中へおじゃましましたが、それ程臭くはありませんでした。ただ、ハエの数が尋常ではなかった・・・。会話をすれば一匹口に入る、そんな感じ。



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◆家畜のヤギは彼らにとっては生活必需品。ヤギも家の中で生活します。そりゃあ、ハエも沢山いるわな。



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◆家の中のひとコマ。電気が無く中は真っ暗だったので、よく分かりませんでしたが、中はこんな感じでした。



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◆僕らで言うところのキッチン。かなり原始的な感じです。



よねすけの突撃晩ご飯的な場面も終了し、次に行われたのはもはやツアー恒例のショッピングタイム。どこの国でも同じですが、大概家の中に招待されたら次に待っているのは「買って、買って」の押し売り営業。


まぁ、結局僕らは何も買いませんでしたが・・。


マサイ村でしか買えない特別な物があれば買っても良かったのですが、売っている物は大体同じ。しかも、結構高い。


ショッピングの途中で、行われたのは女性による歓迎の歌。



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◆雨が降っていたせいか、傘をさしながら歌っている様子がちょっとアンバランスで面白かった。



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◆ちなみに、火を起こす作業も見せてくれました。これって結構難しいと思うんですが、簡単に火を起こしていました。火が点いた後のマサイ族の“どや顔”がちょっと面白かった。せっかく火が点いたのに、外国人観光客の反応まイマイチで、ちょっとマサイ族も残念。



とまぁ、こんな感じで楽しみにしていたマサイ村訪問は終わるのでありました。


本当はこんな事言いたくないのですが、帰り際に見ちゃったんです、僕。


スーツ姿で帰宅するマサイ族を。そして、ジープを乗りまわすマサイ族も。


そう言う事です。


とか何とか言いつつマサイ族の写真をいくつかピックアップ↓



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◆中年男性に多かったのですが、耳に大きな穴が。何かの証かもしれません。既婚者とかでしょうか。



妄想マシンガンズ!!~90日間世界一周編~


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◆跳躍力があることで有名なマサイ族ですが、ジャンプ力はいかほどでしょうか。高く飛んでいるかいないかの判断はあなた次第と言うことで・・。



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◆村の長っぽい人とツアーメンバーのケニア人。ケニア人良い顔しています。よーく見ると額にハエが。



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◆マサイ村、女性の長っぽい人とツアーメンバーのアメリカ人。だいぶワガガママなお方でした。


これで、ケニアのサファリツアーもお終い。


次はいよいよ最終国のタイです。てか、既にタイにいるわけですが。


28日に帰国予定なので、明日タイで一泊したらいよいよ成田へ向けフライトです。


ではでは。


2泊3日で参加したサファリツアー。


100点とは行かないまでも、それなりに楽しめました。


僕らのツアー内容は、マサイマラ国立公園でのゲームドライブがメイン。


ゲームドライブとは、ミニバスに乗り動物を探しひたすら走る事です。


1日目は、16:00~18:00までゲームドライブをし、19:00には夕食を食べ22:00には就寝。


テント泊だったということもあり、22時には電気と水道が止まってしまうんです。



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◆ちなみに泊まったテントはこんな感じ。テントを開けるとベッドが2つあり、奥にトイレとシャワー。ちなみにベッドには蚊帳付き。サハラ砂漠のツアーで宿泊したテントよりはだいぶ良かったけど、時間が来ると容赦なく電気と水道が止められた。。。


2日目は9時くらいから、途中ランチ休憩を挟み18時くらいまでゲームサファリ。その後は、マサイ村へ移動し、マサイ族の暮らしぶりを見学。夕食を食べたら22時には就寝。


3日目は6時から8時くらいまでモーニングサファリをし、昼にはナイロビへ向けて出発。簡単に言うとこんな内容でした。


2月のケニアは小乾季と聞いていたのですが、急にスコールとかが降り決してすっきりとした天気ではなかったものの、前日まで凍えるような寒さのロンドンにいた自分にとっては非常に暑く過ごしやすかったです。


と言うわけで、3日間で見た動物です。*若干写真が暗くてすいません。。



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◆インパラの集団。マサイマラに入ってすぐ目にしたので見た瞬間は「おぉー」なあんて言っていたものの、この手の草食動物って結構いて、感動したのは最初だけ、なあんて。



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◆動物では一番好きなシマウマ。よーく見るとシマウマって結構短足で、そこがまた可愛かったりもする。サイのツノやチーターの足の速さや、キリンの首の長さなど何となく理由は分かるものの、どうしてシマウマは白黒なんだろう。そこに意味はあるのか。



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◆今回のサファリツアーで間違いなく一番可愛いかった動物、トムソンガゼル。ちっちゃい顔に短めのツノ。体も小さくて、思わず家で飼いたいと思ってしまうくらい。尻尾を左右に小刻みに振りながら草を食べる姿は、ずーっと見ていても飽きない。*雌はツノ無し。



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◆ヌーです。コメントは・・・特になし。ヌーです。



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◆こちらの動物はディクディクって言う名前の動物。名前が愛くるしい。恥ずかしがり屋なのか、直ぐに木陰に隠れてしまった。



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◆トピ。先ほどのトムソンガゼルに似ているものの、トムソンガゼルに比べやや体は大きい。


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◆ご存じバッファロー。よーく見ると顔は結構ブサイク。昔音楽室でこんな肖像画見たような、見なかったような・・・。



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◆日中は暑いせいか、木陰で休んでいるチーター。よーく見ると可愛い顔をしてるんです。動物で一番足が速いと言われるチーターですが、持久力はそれ程なく、300m程走ると息切れしてしまうそう。



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◆寄るとこんな顔しています。猫科だけあり猫顔は猫っぽい。豹と違うのは体の模様と、目の周りに刻まれたラインだそうです。



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◆だいぶ見慣れた感はありますが、象。以前大阪に行った時、通天閣近くの路上で、おじさんが象の木彫りに「象さん」って名前を付けて売っていたのを思い出した。「象の木彫り」とかで十分通じると思うが・・・。



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◆象の後ろ姿。象は非常に賢い動物で、一度会ったら30年は忘れないそうです。その記憶力下さい。



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◆イボイノシシ。イノシシです。もう一度言います、イノシシです。



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◆ちょっと写真が暗いですが、豹です。チーターに比べると一回り小さい感じ。豹はなかなか見れないらしく、ドライバー曰く「ラッキー」だそうです。ちょっと派手な猫ですね。



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◆珍しい鳥も結構います。エジプトガン。エジプトガンだそうです。



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◆カンムリヅル。とさかが黄金に輝くあたり、鶏との格の違いを感じます。優雅な感じの鳥。



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◆ダチョウ。黒い翼のダチョウはオスらしいです。よーく見ると、後ろに象が歩いています。



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◆カバ。何と幸運にも山から川岸へ降りてくるところを目撃!よーく見ると背中に小鳥が乗っています。



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◆本来カバは目と鼻だけ水の中から出してのんびり生活しています。カバのアゴの力はもの凄いらしく、巷ではカバ最強伝説もあるとか無いとか。



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◆マサイキリン。想像よりも首が短くて残念。この他にもアミメキリンって言うのがいるらしく、それは首が長いらしい。



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◆アフリカには面白い木も沢山あり、これはソーセージツリー。木になっている実?がソーセージのような形をしています。



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◆少々分かりにくいですがワニです。水の中にひっそりと身を沈めるワニ。昔お笑い芸人がワニ相手にする企画がありましたが、ワニを間近で見て芸人さんのプロ魂って凄いなぁと実感。



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◆ヒヒです。ヒヒヒではなくヒヒです。お尻が赤かったです。



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◆ジャッカル。名前だけ聞くともう少し怖恐そうな感じかと思いきや、意外と可愛い。キツネみたい。実はこの時チーターが獲物をを捕らえようとしている瞬間で、ジャッカルもじっと事の様子を見ているのでありました。



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◆最後はライオン。こちらはメスのライオン。実は3日間で一度もオスライオンを見ることは出来ず、見れたのはメスライオンのみ。オスライオンが見られれば100点だったのですが・・・。基本狩りをするのはメスらしく、オスは巣の近くでゴロゴロしているらしい。



妄想マシンガンズ!!~90日間世界一周編~


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◆ライオンの親子。


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◆「お母さ~ん」とじゃれる子供のライオン。


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◆「ガブっ」っとメスライオンに噛みつく子供のライオン。

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◆木陰で日向ぼっこをする兄弟ライオン。

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◆赤ちゃんライオンのアップ。子猫みたい。ずーっとこの大きさのままなら飼ってみたい。



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◆最後に3日間お世話になったドライバー。「ポレポレ(ゆっくりゆっくり)」とか「ハクナマタータ(問題ない)」ばっかりでアフリカ人はホント時間にルーズ。日本の常識はこちらでは通じないようです。何か言うと直ぐに「ポレポレ」だの「ハクナマタータ」だのって・・・。


と言う感じで、サファリツアーは終了です。BIG5(ゾウ・バッファロー・ライオン・サイ・豹)の内、サイのみ見ることが出来ずに終わりましたが、次回機会があればサファリツアーリベンジしたいです。


後編へ続く。


ではでは。








ロンドンでの生活がとてものんびりし、日本での生活とほぼ変わらなかったせいかケニアに到着した途端、「異国!」って感じがし少々興奮。(ちなみにロンドンからナイロビまでは飛行機で8時間弱)


今回の旅行ではアフリカ2カ国目になりますが、前回訪れたモロッコとは違いここナイロビはとりわけ治安が悪い。


何やらどこぞの情報によると、ナイロビは世界で2番目に治安の悪い都市と言われており(ちなみに1番は南アフリカのヨハネスブルク、3番目は南米ベネズエラのカラカス)昼夜問わず頻繁に強盗・殺人が起きているとの事。


以前は危険と言っても、スリや置き引き程度だったものの、2007年の大統領選挙の際選挙結果の正当性をめぐり、与野党が対立。それに伴い各党の支持基盤である民族間同士の対立が激化し、各地で集会・デモを狙ったテロが多発、避難民も激増で急激に治安は悪化しているらしい。


そんな状況の中、わざわざナイロビまで来たのには理由があり、それはただただ純粋に野生の動物たちを見たかったから。


マサイマラでキャンプをしながら「ビッグ5」と呼ばれる動物たちを見てみたかったのです。


ちなみにビッグ5とは、ライオン・ゾウ・豹・サイ・バッファロー。


個人的にはシマウマが好きなので、シマウマを見られればそれで満足って感じもするのですが、やっぱりアフリカに来たからにはビッグ5を全て見て帰りたい。


そんな想いを胸に夜の9時半頃ナイロビの空港に到着。


・・・ん?夜の9時半??


夜の9時半って・・もはや僕の中では完全にアウトわけで・・。


比較的安全と言われる国でさえ、夜の入国は避けたいところなのに、よりによってナイロビに夜入国って。


もうこうなったら即効でイミグレーションを突破し、荷物を拾ってホテルへ移動しようと考えていたものの、蓋を開けたら、イミグレ前でビザの申請やら入国カードの記入やら何やらで、気がつくと僕らが一番最後。


地球の歩き方の情報だと、イミグレーションでも適当な事を言われ(例えば、ビザを取得したのにも関わらず、このビザは違うから賄賂をよこせ的な)お金を取られるケースがあると書いてあったので、とにかく最後にはなりたくなかったのに、周りの観光客はあっという間に姿を消し、気がつけばイミグレの前にはポツーンと僕らのみ。


ちょっと緊張しながらも、とりあえずイミグレの係官にスワヒリ語で「ジャンボ!(こんにちは)」と笑顔で言ってみる。


いや、そりゃあ僕だって無理しましたよ。


日本とかでは初対面の人に笑顔で「こんにちは!」なんて言えませんが、(仮に100歩譲って「こんちは」と言えても「こんにちは!」とは言えない。ビックリマークがあるか無いかは結構大きい)


地球の歩き方に書いてあったんです。【空港入国をスムーズにさせるために。P322参】の箇所で、まずは「笑顔」であいさつ。スワヒリ語で“Jambo!”と。


その結果、僕も「Jambo!」


そしたら案外効き目があったようで、その後の会話が弾みあっけなくビザを取得し、スタンプ「ポン」でケニア入国。


ただ、ケニアは超チップ大国って事もあり、係官と言えどもちょっとしつこくチップを要求されました。


そもそもビザを発行しただけなのに、なんでチップを渡さなきゃいけないんだと思いましたが、どうやら僕のパスポートを見て、結構海外に行っていると思ったらしく、「お金を持っているんだからチップをくれ」となったようです。


もちろん払いませんでしたが。


その後バッゲージクレームで荷物を受け取り、ふと時計に目をやると22時半。


ヤバいと思い、急ぎ足で出口へ向かいロビーに出てみると・・・まぁある程度予想はしていましたが、そこには黒い顔の皆さんがわんさか集まっており、あれよあれよと気がついたら僕らは空港内にある「プラネット」と言うサファリツアー会社の前に。


もともとサファリツアーの相場もチェックしたかったので、問題は無かったのですが、そこから延々と彼らの営業トークが続き気がつけば23時を過ぎ・・・いよいよこのままではヤバいと思い、とりあえずざっくり話しを聞いてタクシーで移動する事に。


ケニアでは3種類程タクシーが走っており、その中でも一番安全と言われるのが「ロンドンタクシー」。とりあえずそのタクシーにさえ乗ってしまえば、この取り巻きから逃れらると思いタクシー乗り場へ向かってみると。


何と地球の歩き方には、一度たりとも登場していなかった、僕らにとっては完全に初見のまっ黄色なタクシー。


その数多いことこの上なし。「黄色=幸せ」は映画の中だけの話なわけで、初見で黄色は結構キビシイ・・。


それ以外のタクシーと言えば、これまたどこの国でも定番の白タクシー、通称白タク。


完全に頭の中ではロンドンタクシーが走っていたのに、ロンドンタクシーもなければ2番目に安全と言われる正規タクシーも無い。


マラソン大会か何かで「ゴールまで一緒に走ろう」と言われその気になり一緒に走っていたら、ゴール前でいきなりラストスパートをかけられ置いていかれた気分。その時の何ともやるせない気持ちに似ている。


黄色か白かの選択肢のみ。


タクシーの運転手に値段を聞いても大抵みんな同じ値段。しかも値段は相場通りみんながみんな嘘っぽい。


もうこうなった時ってどうしようもなくて、最後は運転手の目を見て判断。夜も遅く周りは大して明るくないので、

闇夜に目がギョロギョロしていて結構気持ちが悪い。


しかも、なんでなんだろう。大概こういう国のタクシー運転手ってみんな前歯がかけている。たまに会話をしていて前歯の隙間から唾が飛んでくる。まぁ、そんな事はどうでも良いのだけど。


結局、僕らが選んだ運転手はお笑い芸人で言うと野性爆弾のボケ?(立ち位置で言うと向かって左側)の方に似ている運転手。


タクシーでの移動中、途中で急に降ろされるなんて話しもいくつか聞いていましたが、結局何事も無く24時前にホテルに到着。


交渉通りの金額(1200ケニアシリング:約1800円)と、多少のチップを支払い終了。


毎回の事ですが、ホテルにチェックインするまでが結構疲れる。旅の醍醐味と言えば醍醐味かもしれませんが・・。


とか何とか言っておりますが、こんな感じで1日目が終了しいよいよ明日は2泊3日のサファリツアー!!


ケニアは驚く程ネットの速度が遅いので、次の更新はいつになるか分かりませんが、次回は写真も含めUPします。


ではでは。