日本の皆様、おはようございます。

 

サン・モリッツ行きの旅の続きです。

 

 

 

ストライキはあったもののイタリアにしてはたった2時間の遅れでスイスの電車に乗りかえる地、ティラーノに到着し、スイス側のティラーノ駅にて新しいチケットをサン・モリッツの手前の駅まで購入し直し、15時ごろ乗車。

 

 

上の写真のようにティラーノ駅から乗るレーティッシュ鉄道(アルブーラ線、ベルニーナ線)は登山鉄道で、それと周辺の景観は国境を越える世界遺産として登録されていて、駅には登山鉄道の姉妹鉄道として箱根登山鉄道株式会社から駅名の入った駅名標が寄贈されておりました。

 

電車に乗るまで1時間ほどありましたので、ストライキでも無事にティラーの駅までこれたことを持参したビールでAKIRAと乾杯し、やっと落ち着いてパニーノを食べることができました。

 

出発の時間になり、電車に乗り込み、

 

電車から見える世界遺産に登録されている景色を雪が積もっていないところだけですが楽しみました。

 

 

最初はパラパラと降っていた雪も、山の上の方に行けば行くほど吹雪に変わり駅が近くなければ、電車は本当に自然の中をひたすらと走るだけでした。

 

 

主要な駅でなければ、駅は本当に小さく、降りるのにもバスのように車両に設置されたボタンを押し、降りる事を示さないと停車してくれないシステムでしたが、スキー場に行かなければ見ることもないかしら?と思っていた噂のGUCCIのロープウェイを見ることができ、半信半疑でしたので、「本当だったね」と少し笑ってしまいました。

 

 

さて、いよいよ目的地到着のアナウンスが流れ、その駅はボタンを押さないと停車してもらえない駅でしたので、ボタンを押し、降車の扉の前で駅到着を待っておりましたが、一旦、電車が信号か何かで停車ししばらく止まって動きませんでした。

 

わたしたちが乗っていた電車は鈍行だったので、信号なのかな?電車とすれ違うのかな?などと話している内にやっと再び走り出し、無事に到着できて良かったね!などと到着の喜びを話し始めましたら「次の駅は〜、サン・モリッツ」とアナウンスが流れ大ショック。

 

何故なら、帰りにその駅まで車で送って頂いて知ったのですが、駅舎が小さ過ぎて私たちの乗っていた車両からは見えず、ホームも雪が積もりたてで全く見えませんでしたから、乗り過ごしてしまったのです。

 

 

上の写真も下の写真も帰りの日に撮ったものですが、駅舎は本当に小さく、2日たってホームのようなところが若干わかるようになりましたが、下車はやはり難しいくらいホームが見えません。

 

 

到着した日は吹雪いておりましたので尚更でしたが、電話でソフィアとやり取りをし、ソフィアもご主人様もサン・モリッツの会場にいて、そちらから迎えに来てもらえることになりましたから、手前の駅で降りて極寒で吹雪いている中、待たずに良かったので、スイスの移動でも終わりよければすべてよしとなりました。

 

この時(午後17:15)の私はもう、滞在を楽しみにしていたソフィアのお義母さんの別荘へいよいよ到着できるということで、移動の疲れはどこかに吹き飛び、ワクワクが止まりませんでした。

 

 

ヴェネツィアの自宅からサン・モリッツ駅までの移動時間:11時間半

 

 

 

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