舞台『カルメン故郷に帰る』 | ダンス徒然草 〜千葉・社交ダンス教室のあれこれ〜

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日曜日は山日和でしたな。


私はこれからパーティーが続くので、山には行かず。


代わりにどこに行こうか………寄席はこないだ行ったしな………と思っていたところに特別割引販売メールが来て、凄く安かったので観に行きました。

舞台
『カルメン故郷に帰る』です〜


これは1951年に国産初の総天然色映画としてヒットした作品を初舞台化したものだと。



カルメンと言われると反応してしまうオペラ愛好家。



そんなわけで暑い中やって来ました初めての

新橋演舞場


この日は東京公演千秋楽。


お客はけっこう入ってます。


私は割引チケットで一階正面前方。



で、開演



寅さんのいない「男はつらいよ」みたいな、ドタバタ人情劇。

錦織一清が演出でしたが、何から何まで非常にノーマルな舞台で、チョイチョイ笑いを入れる。

ヒロイン・カルメン役の藤原紀香

さすがにストリップはやりませんが、セクシーな衣装で、お年のハズなのに日本人離れしたスタイルは健在です。
歌も思ったよりけっこう上手い。
可愛い声で、明るく前向きなおきんを演じていましたな。

最後はちょっとホロッと来るような、温かい舞台でした





カルメンが故郷・和歌山で巻き起こす大騒動!
日本映画の名作が初の舞台化決定!!

ここは和歌山県・紀の川村。自然豊かでのどかな村に突如2人の女性がやってきます。
名前はリリィ・カルメン(藤原紀香)と朱美(横山由依)。
東京でストリッパーとして働く彼女たちは、休暇も兼ねてカルメンの故郷に里帰りしたのでした。
村に到着し、帰省のひとつの目的でもあった初恋の人・春雄(徳重聡)との再会に喜ぶも束の間、
春雄がすでに結婚していたことを知り落胆するカルメン。
そこへ村長(渋谷天外)やカルメンの父・正一(石倉三郎)がやってきて、
穏やかな村の風景に似つかわしくない2人の風貌に猛反発をみせます。
しかしストリッパーという職業を“芸術家”と信じて疑わないカルメンと朱美はどこ吹く風。
そして帰省早々、村のお祭りで騒ぎを起こし正一から勘当されてしまうのでした。
一方村では村長選挙の真っ最中。金儲けが大好きな丸十運送社長の丸野十造(福田転球)は、
村に国道を開通させ観光地化させる公約を掲げ選挙活動に精を出しています。
さらなる人気取りのため、村でストリップショーを計画するのですが、
乗り気な朱美に対しカルメンには何やら考えがある様子。
果たしてショーの行方は…



木下惠介脚本 映画「カルメン故郷に帰る」より
 
脚本    羽原大介
演出    錦織一清

リリィ・カルメン:藤原紀香
朱美:横山由依
田口春雄:徳重聡
丸野十造:福田転球
青山正一(カルメンの父):石倉三郎
村長:渋谷天外
 
一郎(カルメンの義兄):加藤虎ノ介
信平(丸十の部下):渋谷天笑
田口光子:惣田紗莉渚
ゆき(カルメンの姉):月丘七央
次郎(カルメンの義弟):北川尚弥

三浦ゆうすけ、水野直浩、坂口勝紀、吉野悦世、伯鞘麗名、馬場麻衣子、大倉杏菜、浅野琳