新国立劇場オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』 | ダンス徒然草 〜千葉・社交ダンス教室のあれこれ〜

ダンス徒然草 〜千葉・社交ダンス教室のあれこれ〜

千葉駅徒歩8分。千葉中央駅前
社交ダンス教室
WAKA - Dance Passion
ホームページ
https://ameblo.jp/waka-dancepassion2011




今日も雨っぽいですな。

私は山………ではなく、パーティーへ。

房総半島を南下しております。




そんなわけでまた初台に行って来ました。

新国立劇場オペラ
『コジ・ファン・トゥッテ』です〜



モーツァルトのオペラ『コジ・ファン・トゥッテ』を生で観るのは初めて。


タイトル『コジ・ファン・トゥッテ(女はみなこうしたもの)』どおり、女の浮気を描いた作品ですが、喜劇っぽいので苦手だろうと敬遠していました。


でも、今年は『コジ・ファン・トゥッテ』を観られる機会が多いので、ここぞとばかりに。


そんなわけでまた新国立劇場



私はまた3階サイド。

こないだ、見切れが多くて途中で帰った席と同じ。


会場は2階がガラガラ。3階も空席が目立つ。


なんで?


演目?

日時?

同じプロダクションが長く続いているから?




で、開演




18世紀末のナポリを現代のキャンプ場に移した演出


ステージ中央の廻り舞台に、山の中のキャンプ場がリアルに再現されていて、山に行きたい熱が上がる。


もともとオペラのストーリー自体に無理があるものではありますが、それをさらに現代風に変えたりすれば、当然歌詞と演技が合わない。


でもこのプロダクションの舞台セットと演出は目に楽しく、歌詞になんか合わせなくていい‼️という欲求に応えてくれる。


ラストも爽快だし、この演出好きだな〜



肝心の歌手陣はみんなそれなりに良かった。


フィオルディリージ役は

セレーナ・ガンベローニ

線が細い感じで、繊細な部分と、ここぞという時のパワーが目立つ。

ソロになると熱唱。

ちなみに、ジャズシンガーのロバータ・ガンバリーニと名前が似ていてゴッチャになっちゃう


ドラベッラ役はダニエラ・ピーニ

スタイルが良くて歌唱も安定していて、良い感じ。


フェルランド役はホエル・プリエト


脱いでもいい身体。
良く通る声。
後半になるにしたがってエネルギーが上がり、安定していく。

ドン・アルフォンソは迫力がなかった。

グリエルモ役の代役、バリトン大西宇宙は外人に負けずに頑張ってたし、デスピーナ役のソプラノ九嶋香奈枝は楽しい演技で場を盛り上げていた。


ほとんどは廻り舞台で物語が展開するので、私の席からでもだいたい見えたので良かった………。

モーツァルトの音楽と楽しい演出で、3時間30分が長く感じなかったし、なかなか楽しかったな。

また観たい




【指 揮】飯森範親
【演 出】ダミアーノ・ミキエレット
【美術・衣裳】パオロ・ファンティン
【照 明】アレッサンドロ・カルレッティ
【再演演出】三浦安浩
【舞台監督】村田健輔

【フィオルディリージ】セレーナ・ガンベローニ
【ドラベッラ】ダニエラ・ピーニ
【デスピーナ】九嶋香奈枝
【フェルランド】ホエル・プリエト
【グリエルモ】大西宇宙
【ドン・アルフォンソ】フィリッポ・モラーチェ
【合 唱】新国立劇場合唱団
【合唱指揮】水戸博之
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団