今日も雨っぽいですな。
私は山………ではなく、パーティーへ。
房総半島を南下しております。
そんなわけでまた初台に行って来ました。
新国立劇場オペラ
『コジ・ファン・トゥッテ』です〜
モーツァルトのオペラ『コジ・ファン・トゥッテ』を生で観るのは初めて。
タイトル『コジ・ファン・トゥッテ(女はみなこうしたもの)』どおり、女の浮気を描いた作品ですが、喜劇っぽいので苦手だろうと敬遠していました。
でも、今年は『コジ・ファン・トゥッテ』を観られる機会が多いので、ここぞとばかりに。
そんなわけでまた新国立劇場
私はまた3階サイド。
こないだ、見切れが多くて途中で帰った席と同じ。
会場は2階がガラガラ。3階も空席が目立つ。
なんで?
演目?
日時?
同じプロダクションが長く続いているから?
で、開演
18世紀末のナポリを現代のキャンプ場に移した演出
ステージ中央の廻り舞台に、山の中のキャンプ場がリアルに再現されていて、山に行きたい熱が上がる。
もともとオペラのストーリー自体に無理があるものではありますが、それをさらに現代風に変えたりすれば、当然歌詞と演技が合わない。
でもこのプロダクションの舞台セットと演出は目に楽しく、歌詞になんか合わせなくていい‼️という欲求に応えてくれる。
ラストも爽快だし、この演出好きだな〜
肝心の歌手陣はみんなそれなりに良かった。
フィオルディリージ役は
セレーナ・ガンベローニ
脱いでもいい身体。
良く通る声。
後半になるにしたがってエネルギーが上がり、安定していく。
ドン・アルフォンソは迫力がなかった。
グリエルモ役の代役、バリトン大西宇宙は外人に負けずに頑張ってたし、デスピーナ役のソプラノ九嶋香奈枝は楽しい演技で場を盛り上げていた。
ほとんどは廻り舞台で物語が展開するので、私の席からでもだいたい見えたので良かった………。
モーツァルトの音楽と楽しい演出で、3時間30分が長く感じなかったし、なかなか楽しかったな。
また観たい
【指 揮】飯森範親
【演 出】ダミアーノ・ミキエレット
【美術・衣裳】パオロ・ファンティン
【照 明】アレッサンドロ・カルレッティ
【再演演出】三浦安浩
【舞台監督】村田健輔
【フィオルディリージ】セレーナ・ガンベローニ
【ドラベッラ】ダニエラ・ピーニ
【デスピーナ】九嶋香奈枝
【フェルランド】ホエル・プリエト
【グリエルモ】大西宇宙
【ドン・アルフォンソ】フィリッポ・モラーチェ
【合 唱】新国立劇場合唱団
【合唱指揮】水戸博之
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団