昨日は大雨でしたな。
雨にめげずに銀河高原ビール
そんなわけで年に数回の文楽鑑賞。
文楽鑑賞というより、桐竹勘十郎さん鑑賞に近いけど。
そんなわけで
そんなわけで、快晴の国立劇場
国立劇場は、2023年からの建て替え工事に向けて、1年以上に及ぶ“初代国立劇場さよなら公演”に入っている。
完成は2029年だから、6年ほど他で公演することになるけど、何処でやるんだろ
会場はかなり埋まっている。
私は前方通路側、床に近い席。
今日は義太夫節を楽しむ日だな。
音声ガイドを借りた。
奥州安達原
朱雀堤の段
敷妙使者の段
矢の根の段
袖萩祭文の段
貞任物語の段
道行千里の岩田帯
で、開演
『安達原』というから、鬼女伝説かと思いきや、平安時代後期の「前九年の役」後の、源義家や、安倍貞任・宗任兄弟などが入り乱れる歴史ドラマだった。
長編の文楽らしく、登場人物が多い上に関係が入り組んでいて、最初はのめり込めず、眠かった。
それがだんだんと面白くなっていき、途中、感動してホロッと涙が出た。
面白いじゃん。
床に近い席だったので、太夫の唄が良く聴こえましたが………
未来の人間国宝、竹本織太夫が登場。
いつものように客席をジーッと見つめるのですが、思いっきり目が合う。
この人、何を考えているんだろう?
席が近いので、織太夫の芸達者な義太夫節を堪能。
そしていよいよクライマックス、袖萩祭文の段。
人間国宝の人形遣い、桐竹勘十郎に加えて、同じく人間国宝の三味線、鶴澤清治登場。
おお、豪華………
ドラマそのものに引き込まれ、親子の情愛にホロリ………
面白かった。
今度からしばらく床に近い席にしよー