国立劇場9月文楽『奥州安達原』 | ダンス徒然草 〜千葉・社交ダンス教室のあれこれ〜

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昨日は大雨でしたな。


雨にめげずに銀河高原ビール




そんなわけで年に数回の文楽鑑賞。

文楽鑑賞というより、桐竹勘十郎さん鑑賞に近いけど。

そんなわけで

国立劇場9月文楽 第3部

『奥州安達原』です〜


第1部から第3部まで全部観る余裕は無いので、また桐竹勘十郎さん出演の部だけ。



そんなわけで、快晴の国立劇場


国立劇場は、2023年からの建て替え工事に向けて、1年以上に及ぶ“初代国立劇場さよなら公演”に入っている。


完成は2029年だから、6年ほど他で公演することになるけど、何処でやるんだろ



会場はかなり埋まっている。

私は前方通路側、床に近い席。

今日は義太夫節を楽しむ日だな。

音声ガイドを借りた。



奥州安達原
 朱雀堤の段
 敷妙使者の段
 矢の根の段
 袖萩祭文の段
 貞任物語の段
 道行千里の岩田帯




で、開演




『安達原』というから、鬼女伝説かと思いきや、平安時代後期の「前九年の役」後の、源義家や、安倍貞任・宗任兄弟などが入り乱れる歴史ドラマだった。


長編の文楽らしく、登場人物が多い上に関係が入り組んでいて、最初はのめり込めず、眠かった。


それがだんだんと面白くなっていき、途中、感動してホロッと涙が出た。


面白いじゃん。



床に近い席だったので、太夫の唄が良く聴こえましたが………


未来の人間国宝、竹本織太夫が登場。

いつものように客席をジーッと見つめるのですが、思いっきり目が合う。

この人、何を考えているんだろう?

席が近いので、織太夫の芸達者な義太夫節を堪能。



そしていよいよクライマックス、袖萩祭文の段。


人間国宝の人形遣い、桐竹勘十郎に加えて、同じく人間国宝の三味線、鶴澤清治登場。


おお、豪華………


ドラマそのものに引き込まれ、親子の情愛にホロリ………


面白かった。


今度からしばらく床に近い席にしよー