私にとって、1年で1番大きな(高い)公演
NBS主催、世界超一流歌劇場のオペラ引越し公演
2019年は
英国ロイヤル・オペラ
ジュゼッペ・ヴェルディ作曲のオペラ『オテロ 』と言えば、もちろんウィリアム・シェイクスピアの悲劇『オセロ』 が元ですね。
オテロに全然共感出来ないので、演劇にしてもオペラにしても、物語自体は好きじゃない。
そんなわけで、素晴らしい歌唱と演奏に期待して行って来ました、横浜は大さん橋
私はE・F券争奪戦に勝利した結果、3階席中央やや後方。
開始前と幕間にコーヒーを飲む
オテロ:グレゴリー・クンデ
デズデモナ:フラチュヒ・バセンツ
ヤーゴ:ジェラルド・フィンリー
カッシオ:フレデリック・アンタウン
モンターノ:サイモン・シバンブー
ロデリーゴ:グレゴリー・ボンファッティ
エミーリア:カイ・リューテル
伝令:ダヴィッド・キンバーグ
ロドヴィーコ:イン・サン・シン
指揮:アントニオ・パッパーノ
演出:キース・ウォーナー
ロイヤル・オペラ合唱団、ロイヤル・オペラハウス管弦楽団
で、開演
いきなり仮面。
なんか分かりやすい。
出だしから迫力❗️もうゾクゾク来始めましたよ。
照明センスいい。
よく雰囲気出てる。
光と陰がはっきりしていて、演出が一貫している。
オーケストラの演奏、素晴らしい‼️
私でも分かるくらい上手い❗️
弱い部分は正確で綺麗とおもったら、強いところはドカーン‼️と来る。
歌聴こえないくらい。
アントニオ・パッパーノって初めてだけど、こういう演奏するのかな。
いやいや、ゾックゾク来ましたよ。
昨年のローマ歌劇場「マノン・レスコー」では、今ひとつ印象に残らなかった、オテロ役のグレゴリー・クンデ
低音部はそれほど好きでも無いけど、高音部はブワ〜と、最高に輝かしい声‼️
これこれ‼️
苦悩のオテロをよく演じていた。
当たりや❗️
デズデモナ役のフラチュヒ・バセンツ
そんなに感動しなかったけど、弱音部で会場の雰囲気を掴んでいた。
ヤーゴ役はジェラルド・フィンリー
全く知らなかったけど、《ヤーゴのクレド》良かった❗️
その他の歌手陣も、みな実力十分で、楽しめないところが無い。
さすが英国ロイヤルオペラ。
善と悪、光と陰、強と弱、といったコントラストが一貫していて、人物の演出分けが分かりやすい。
終盤、風邪引いたみたいにゾクゾクが止まらない‼️
初めてオテロで感動した。
素晴らしかった‼️
歌唱、演奏、演出、全てに満足。
カーテンコールでは、グレゴリー・クンデとオーケストラに、ブラボー連発しちゃった。
大満足‼️
そんなわけで、今日は上野公園。
いろいろ楽しまなくちゃ