ヴェルディ『ジョヴァンナ・ダルコ』 | ダンス徒然草 〜千葉・社交ダンス教室のあれこれ〜

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さて、お次のオペラDVDは

「ジョヴァンナ・ダルコ」
です〜

原作はフリードリヒ・フォン・シラーの戯曲『オルレアンの少女』。


名前でピンと来ますが、ジョヴァンナ・ダルコはジャンヌ・ダルクのこと。

ジャンヌ・ダルクの映画は観たので、だいたいのストーリーは分かるはず。


このDVDは、例のTUTTO VERDIシリーズ。
2008年パルマ王立歌劇場での公演


で、観てみた



凄い豪華な衣装。

ヴェルディらしい美しいアリア。

昨年、バーリ歌劇場の来日公演で観たスヴェトラ・ヴァシレヴァが出てる❗️
あの時は印象が良くなかったけど、このDVDではもう少し良い。
頑張って声出してるし、技術的な高さを感じる。

父親ジャコモ役のレナート・ブルゾンに、フランス国王カルロ7世役のエヴァン・ボワーズもさすがの歌唱力。
三重唱がなかなか。

ただ、ストーリーは変。
何故か国王カルロに求婚されて、愛してると抱き合ってる。
私のイメージのジャンヌ・ダルクとずいぶん違うけど、私の知識不足なのか?

ヴェルディらしく、不幸なヒロインと、愚かな父親という組合せ。

なかなかいい感じの作品。
これは生で観たい。


まあまあでした



キャスト

スヴェトラ・ヴァシレヴァ(ジョヴァンナ/ソプラノ)
レナート・ブルゾン(ジャコモ/バリトン)
エヴァン・ボワーズ(カルロ7世/テノール)
ルイジ・ペトローニ(デリル/テノール)
マウリツィオ・ロ・ピッコロ(タルボット/バス)



ネットから引っ張ってきた
ストーリー

15世紀イギリスからの侵略を受けたフランス。国王カルロは退位して責任をとり、イギリスに国を渡すと告げる。国王はお告げに従って森へ行き、そこでジョヴァンナと運命の出会いをする。二人は共に戦う決意をするが父ジャコモは、娘が悪魔に身を売ったと嘆く。
大敗を喫したタルボットの元へジャコモが現れ、イギリス軍に手を貸そうと申し出る。宮廷ではジョヴァンナが普通の娘に戻りたいと望んでいた。カルロは愛を告白するが彼女は天の声に驚いて身を引く。国王の戴冠式で父が娘を告発し、ジョヴァンナは民衆に糾弾されイギリスに捕らえられる。娘への誤解がとけたジャコモは改心するが、ジョヴァンナは戦地へ赴き戦死する。