マスネ『マノン』 | ダンス徒然草 〜千葉・社交ダンス教室のあれこれ〜

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昨夜は所用で池袋へ行き、ほぼ終電で帰る。

昔は終電くらい当たり前でしたが、今は生活が朝型なので、終電の時間が迫るとドキドキする。

そして今朝は電車が遅れてレッスンに間に合うかドキドキする。




そんなわけで、お次のオペラDVDは『マノン・レスコー』繋がりで、ジュール・マスネの『マノン』
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【『マノン』(Manon)は、ジュール・マスネオペラ1884年初演。アベ・プレヴォーの小説『マノン・レスコー』に基づく。同じ題材によるオペラは他にもプッチーニの『マノン・レスコー』(1893年初演)とオベールの 『マノン・レスコー』(1856年初演)を初め、数多く存在した】


オベールは知らないな。

マスネはいちおう知っているけど、『ウェルテル』や「タイスの瞑想曲」くらいしか知らない
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【ジュール・エミール・フレデリック・マスネJules Emile Frédéric Massenet1842年5月12日 - 1912年8月13日)はフランス作曲家

オペラで最もよく知られ、その作品は19世紀末から20世紀初頭にかけて大変人気があった。現在も特に『マノン』、『ウェルテル』、『タイス』は頻繁に上演され、主要なオペラハウスのレパートリー演目となっている。『タイス』の間奏曲である『タイスの瞑想曲』は、ヴァイオリン独奏曲としても人気がある】


うーん、『タイス』か。


このDVDの公演は、主演がアンナ・ネトレプコ!
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11年前のベルリン国立歌劇場での公演。

いくぶん若いネトレプコに期待。


で、観てみた


音楽は『マノン・レスコー』よりもメリハリがあって好き。

現代的な時代設定の演出ですが、不思議と悪くない。

アンナ・ネトレプコはまだ太る前で、とても可愛い。

デ・グリューを演じるローランド・ビリャソンは、何かのDVDに出ていた気がする。

チョイチョイと迫力の歌唱もあり、物語の展開もちょうど良く、観やすい感じ。

まあまあじゃん。


いつか観てみたい





時と場所:1771年のフランス

第1幕編集

フランス、アミアンの宿屋。この宿屋に放蕩貴族のギヨーは友人のブレティニや情婦と食事をしに立ち寄る。しかし、宿屋の主人がなかなか食事を運んでこないので腹を立てている。漸く食事がテーブルに乗ったところに、一台の馬車が到着する。レスコーが友人と従妹マノンを連れて登場。マノンはその享楽的性格から修道院に入れられることになっていた。マノンはここでアリア「まだ、頭がボーっとして」を歌う。マノンの美しさに目を奪われたギヨーは金にものを言わせてマノンを連れて帰ろうとするが、レスコーに阻まれる。そこに哲学を勉強していた騎士デ・グリューが登場。彼もマノンの美しさに目を奪われる。彼はマノンの修道院入りの話を聞くと、それを思いとどまらせて、二人でパリに行くことを提案し、マノンも同意。二人はパリに逃れる。

第2幕編集

パリ、ヴィヴィアンヌ通りのデ・グリューとマノンの家。貧しくとも愛情に満ちた生活を送る、デ・グリューとマノン。しかし、二人の下に、マノンを我が物にしようとする、ブレティニと彼に買収されたマノンの兄、レスコーが現れる。デ・グリューはマノンとの結婚は自分の父親も認めてると証拠の手紙を示そうとするが、その間にマノンはブレティニーから「貧しい生活とおさらばして、贅沢な暮らしをしよう」と誘惑される。マノンは誘惑に屈し、デ・グリューとの別れを決意。彼が手紙を探して不在の間のことである。彼女はアリア「さよなら、この小さなテーブルよ」を歌う。デ・グリューが帰宅すると、マノンが泣いている。彼は、自分たちの結婚を父親が反対していると思ったから彼女が泣いていると思い、アリア「夢の歌」を歌い、彼女を慰める。そこへ父親の配下が現れ、デ・グリューを馬車で連れ去ってしまう。

第3幕編集

第1場編集

レーヌ通り。祭りで賑わうレーヌ通り。ギヨーの目を盗んで、レスコーと3人の情婦たちが遊びに繰り出している。ギヨーがそこへ登場し、ブレティニの「自分からマノンの奪わないでほしい」との懇願を退け、金に物を言わせて、マノンを誘惑する。マノンはここで群集をまえにアリア「町を歩けば」「甘い愛に誘う声に従いましょう」を歌うが、デ・グリューの父親とブレティニの会話からデ・グリューがサン・シュルピスの神学校にいることを知ってしまう。マノンはギヨーからのオペラ座の誘いも断り、デ・グリューの元へと行こうとするのであった。

第2場編集

サン・シュルピスの神学校。デ・グリューはマノンとの思いを断ち切るために信仰に身を捧げることにした。だが、マノンへの思いは断ち切りがたくアリア「消え去れ、優しい幻影よ」を歌う。そこへマノンが登場。それに驚くデ・グリュー。彼はマノンのかつてのよりを戻す願いに耳を貸そうとしない。しかし、マノンが「あなたの手を握ったこと手を思い出してください」という「誘惑のアリア」を歌うと、心が溶かされてしまう。

第4幕編集

ホテル・トランスシルバニアにて。共同生活を再開したマノンとデ・グリューであったが、マノンの相変わらずの享楽的な生活は変わらない。そのためデ・グリューは亡き母の遺産をとうとう使い果たしてしまう。マノンはデ・グリューに賭博で金を稼ぐことを提案し、ためらう彼をホテル・トランシルバニアの賭博場に連れ出す。そこにはギヨーがいて両者は賭博で対決。幸運にもデ・グリューは賭博でもギヨーに勝利するが、それに腹を立てたギヨーはデ・グリューがいかさまをしたとでっち上げる。二人は哀れ、警察に逮捕される。

第5幕編集

ル・アーブルの港にて。捉われの身となったマノンとデ・グリューであったが、デ・グリューは父親の力添えで自由のみとなる。しかし、マノンは売春婦としてアメリカに売り飛ばされることになった。マノンの奪還を試みるデ・グリューであったが、レスコーから「兵が集まらなかった」と聞かされ愕然とする。マノンの奪還が絶望的となり落胆するデ・グリュー。それに同情したレスコーは流刑船の関係者を買収し、両者の逢瀬の場を用意する。果たして。マノンとデ・グリューの逢瀬は実現したが、マノンは衰弱して明日とも知れぬ命であった。二人は熱い抱擁を交わし、変わらぬ愛を確かめ合うが、マノンは将に息絶えようとしていた。デ・グリューは「この手を握ったわが手を思いだせ」と叫びマノンを励ますが、マノンは空しく息絶えるのであった。幕。