二つ目。
「今年から企画部長になりました、若狭と申します。
既に理事歴も10年を超え、私よりも選手会を知っている人は、少数派になってしまいました。
ブロック長1.5年
統括部5年事業部1年
企画部1年
事業部2年
そして、企画部。
多くの選手と関わる仕事ばかり。
パソコンは苦手。
OBは苦手。
専門はフェスティバルです。
ギャラも無い選手会の仕事をやって良かったことと言えば、知り合いが増えること・・・・・は、他の方法でも出来るので、まあ、いい。
一番大事なことは、ダンス界にいながらにして、いつもと違うことが出来ることでしょう。
フェスティバルやコングレスというのは、他でやる機会はあまり無いし、ダンサーズの発行や何百組の選手をまとめることも無い。
練習して、競技会に出て、教室に勤め、パーティーに協力し・・・・・・
狭いダンス界で同んなじことばっかりやることによって、ダンス人として身を立てることに集中する・・・・・・
近年はそれでは食えない人が増え、アマチュアやダンスパブに押され、団体間でもめ続け・・・・・・
ダンスと全く違う趣味でも持てば、違う世界を知ることは出来るかも知れませんが、ダンス人として身を立てる役には立たない。
ダンス界には、人を育てるシステムは無いので、周りとおんなじ事をやって一番を目指すか、自分で自分をプロデュースするかしかありませんよね。
移り変わっていく世の中に比べ、選手会のようなダンス界の組織は保守的で時代遅れで役立たず・・・・・・と思われるかもしれませんが、実際は逆だと思います。
自分のダンス人生を創っていくにあたり、選手会でやっている必要性のあるようなないような仕事や、一風変わった選手達が、自分に個性を添えてくれるんじゃないでしょうか。」
さて、どちらを提出したでしょうか