こんにちは!お久しぶりです!RiLiです!

1か月ぶりの更新ですかね。。。

先月お伝えしたように、本業ヘアサロンの人手不足が影響して、なかなかPCを使った作業が進まず葛藤する毎日です。

そんな中でも、自分の得意とする動画編集のお仕事の依頼や、デジタル×美容師を融合させた次世代WEB3コミュニティMetaBeautyDAO(MBD)の進捗は少しづつですが実りが出てきていて、ちょっとした事をきっかけに大きな飛躍ができそうな気配すらあります。

そんな中、今年の2月くらいから始めているAIアートに関してもある程度方向性が見いだせるようになってきました。

AIアートを触っている人ならご存じだと思いますが、AIアートのメインソフトとして[midjourney](ミッドジャーニー)と[stable diffusion](ステーブルディフュージョン)があります。

私が2023年初頭から触っているのはmidjourneyで、基本的にDiscordというコミュニケーションアプリを使って生成をします。

midjourneyはstable diffusionと比べて、アジア人女性の生成に弱いところがあり、特にヘアスタイルや髪の質感に関しては表現がかなり難しい。
日本で近年はやっているシースルーバング(前髪が糸のように細い質感)を生成するにはかなり難しい使用感でした。

それでも、この辺りまでは生成することができるようになりました。

↓midjourneyで作成した画像





midjourneyでも十分なまでに作れるようにはなりましたが、すこし単調で飽きてくるのと、拡張性に乏しいような気もします。やはり髪の毛の質感の表現には限界があり、そんなことを思っているうちにもう一つのソフト【stable diffusion】を触ってみたいと思うようになりました。

しかしながらstable diffusionはPCのスペックが問われたり、そこを回避するにしても、少し複雑なインストール手順が必要ということで、なかなか軽く調べるくらいでは出来そうにないと若干諦めていました。midjourneyでもできなくはない。だからまぁいいや。と。


ただ、stable diffusionというキーワードを意識しながら過ごしていると、AIで生成したとは思えない画像が実はstable diffusionで作られていたり・・・。と、やっぱりこれは手を出さずにはいられないということで、早速、導入にあたって優しく教えて下さる方をココナラで探し依頼をすることに決めました。


そしてその数日後、早速ココナラで見つけた先生のもと、無事にstable diffusionを使える環境を用意する事ができました。

stable diffusionにはmodelという概念があり、これもまたおもしろい。
midjourneyでは出せないような構図のアートが生成できるなど、また違った面白さを体験することができました。

まだまだstable diffusionに関してはヒヨコですが、これら少しづつ勉強していきたいと思います。

触り始めたばかりのstable diffusionで生成した画像がコチラ↓



まだ3日目なので服が透けてたりとかご容赦ください(´∀`)


そんな中、美容界や美容師さんでAIアートを使っている人ってどのくらいいるんだろう?と思い、googleで調べてみました。[AIアート 美容師][stable diffusion 美容]などと検索してみたところ、ほぼ誰もいません。

私達が運営する美容師のコミュニティMBD内での共同創設者であるyuuki氏も私と一緒にmidjourneyを使って遊んでいたので、私が知る限り、yuuki氏くらいですかね。

stable diffusionまでを使うとすれば、たぶん知る限りは私しかいません。(きっと数人はいらっしゃるでしょうが・・・。)

これは、かなりのチャンスだと思いました。

昨年、美容師のWEB3コミュニティを美容師初で立ち上げました。
そして、今年2023年6月には美容師コミュニティで初めてNFTをリリースしました。
(たぶん日本で初めてNFTを出した個人はMBDメンバーのkakeru氏)
ここに、AIアートを極めて、美容師界で実用化を果たせるのであれば、またしても日本初です。

こうした一つ一つの実績が私たちMBDの実績となり、来るべく時代が来た時、私たちと付き合いたいと思う会社や団体が増えてくるのではないかと思います。

今はまだ大半の美容師さんたちのMindとしては『美容師にそんなもの必要ない。』『自分で作った作品じゃないものなんて邪道だ。』みたいな考え方が多いと思います。

ただその方たちがこれからもずっとそう言っていられるでしょうか??
私はそうは思いません。

私たち美容師が自分たちの手で作るヘアスタイルはもちろん大切な作品ですが、ホームページや広告など、自分たちのテイストや美的感覚を発信する際にはかなり使えるツールとなるはずです。

特に店舗ごとのマーケティングツールとしてAIを使えるか使えないかは、かなりの差が出てくると思います。

時代の針が一歩進んで、そう言った事に世の中の美容師さんが気付く時、自分のAIアートスキルがどの程度成熟しているかがかなり大切だと思っています。それまでには追い付きたくても追いつけないレベルまで達しておく。これが重要だと感じています。

数年後、このブログを見つけ、この記事の製作日時を見たときに『こんなに早くから触っている美容師さんがいたなんて!』とビックリしてもらわなきゃいけません。

その頃には全国を飛び回り、美容師としてAIを使いこなす第一人者として紹介され、各サロンのオーナーやスタイリストに生成のコツなどを教えているかもしれません。
メーカーから依頼され、メーカーのパンフレットなどに画像を提供しているかもしれません。

そうした未来になるよう、いまから着々と準備を進めてまいります。

少し早い段階でこの記事を見つけた美容師さんで一緒に学びたい方がおられましたら、ぜひお声がけください。私たちのコミュニティで一緒に学んでいきましょう!


それではまた・・・。