日本ただいま

5月22日無事に日本に着きました

行く前は

カンボジアって言われても

なんもわかんないから




生きて帰ってこれるかさえ

ちょっと本気で疑ったけど

帰ってきたぜ


日本



え?

絵なの?って?

はい。

たまには絵のときだってありますよ。





今回の目的の1つは

何度も言ってますが、

【日本の美容師さんに
美容師という仕事の素晴らしさ
を伝えるため】

ホントに大切なものはなんなのか?

なんのために美容師してるのか?

思い起こしてもらうため。




ホットペッパービューティーのために?


地位や名誉のために?




でもやっぱり最近は



美容師やってる自分を
大きく見せると言うか
すごいっしょ?みたいな感じで
プロデュースする



そんな人が凄く多いですよね


僕の言葉では
そうゆう人の事

【オレスゴイ美容師】

と名付けてる

オレスゴイ国出身の人です。



もちろんSNSを使いこなせる美容師が
今ではお客さんの多い美容師です

売れる美容師には必要なことです

逆に使いこなせなければ

この時代はお客さんを
とっていけないでしょう

でも、SNSがんばる美容師さんと
オレスゴイ国の美容師は違います


根拠のない自信を持ってる人
コレが【オレスゴイ国】の見分け方




僕は自分がどうだとか

そんなことよりも


美容師は
人に喜んでもらえる仕事であると

心からのありがとうをもらえる仕事だと



それを日本の美容師さんに伝える目的で

カンボジアに行った

そして、それが間違いじゃないかを
見たくて行ってきた



そして、やっぱりそうだった。

だから、帰ってきた今からが本番

まずは、伝えていくこと。

僕の考える美容師にとって大切なことは

ホットペッパーでもない、
写真でもない、
カメラでもない、
撮影でもない、
客単価でもない、
来店周期でもない、
給料でもない、
休みの数でもない、

それは、美容師に大切な事ではなくて、
美容師が売り上げをあげるために
大切なこと


僕らの仕事はまずは人間性が第一


広告、撮影、客単価、来店周期
カメラ、休みの数、給料

そんなものは誰でもできる

それはすべて利己的で自己満足

自分がお金を持ってたり、
会社がお金をかけてくれさえいれば、

ある程度できる


お客様って…、
撮影をして喜ぶのか?
カメラができて喜ぶのか?
客単価を上げるための提案で喜ぶのか?
来店周期を縮める取り組みをして喜ぶのか
休みが増えて喜ぶのか?
給料たくさん貰って喜ぶのか?

ぼくは、そんなことしても喜ばないと思う


お客様は、お客様のために
日々練習する美容師さんや
休みを潰してまで技術向上に取り組んだり
自分(お客様)のために努力してくれる人
それを望んでる

でも美容の経営指南書や
若い美容師が読む本は

そんなことばかりが書いてある

それは意味が違うと思う。


それは、お客様のために努力してるのに
なかなか結果に繋がらない人がやること

お客様のために
努力もなにもしてないのに、
自分のためだけに、
すごいじゃん!って
言われるためだけに
撮影とかしてる人

勘違いしてる美容師が増えてる


仕組みを作って嬉しいのは
経営者だけ


僕は経営者はそれで良いと思う


経営者の仕事は
給料を払うことが仕事だから
売り上げが上がる仕組みを作る事が仕事



だけど
スタイリストやアシスタントまで
同じ事をすれば良いと思ってる




経営者の目的は利益をあげること

美容師の目的は喜んでもらうこと

それは、土俵が違う

経営者の仕事は
継続して給料を払うこと
お店を継続的に繁栄させること

美容師の仕事は
本気で喜んでもらおうとぶつかり
相手に心からの笑顔を貰うこと



喜んでもらえる美容師
それは誰もが最初に目指した姿

撮影をするなとか、
カメラを使うなとか、

そんなことを言っているんではなくて、

撮影した方がいいし、
カメラもできた方がいい。

ただ、それが全てではないと言うこと
満足してはいけないと言うこと


僕はカンボジアでハサミの力を見た



この手ひとつで

言葉は通じなくとも

心からの笑顔をくれる


美容師はそんな素晴らしい仕事

僕はそれを美容師さんに伝えていくことが

使命だと思った




日本では人口の減少と

美容室の増加により

お客様に必要とされる美容師になるのが

すごく難しい時代になってる





でも、世界に目を向ければ、

待ってくれてる人はたくさんいる



美容師には言葉なんていらない

その手さえあれば

笑顔になってもらえる






美容師は素晴らしい仕事だ