船橋たちばな管弦楽団の第15回定期演奏会を聴きに、
都内江東区にあるティアラこうとうに行って来ました。
本日の演奏曲メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は
ベートヴェン、ブラームスと並んで三大ヴァイオリン協奏曲と言われ、自分が20代の頃はレコードで聴いていました。
メンデルスゾーンは1842年から2年間かけてピアノ協奏曲の作曲を試みたが2楽章までで中断してしまったそうです。
その後に再開した時はピアノ協奏曲からヴァイオリン協奏曲に移行したと言われている珍しい曲です🎻
演奏を終えて観客の拍手に答えるヴァイオリンソロリスト
もう一つのメイン曲のベートヴェンの交響曲第6番「田園」は自身が38歳の時に書き上げた6番目の交響曲です。
交響曲は4楽章編成が一般的ですが、異例の5楽章で構成
されており、第3楽章から第5楽章までは連続して演奏する
珍しい構成になっています🎻
副題の「田園」ですが、1808年12月にこの曲を発表する
初演の予告では「田舎の生活の思い出」という副題が付いていたそうです。
それから216年、いつから「田園」に変わったのでしょう!
本日の女性指揮者 伊藤 心さん
慶応義塾大学理工学部卒業、同大学の大学院で学び、
毎年多くても2名しか入学できない超難関の東京藝術大学
音楽部指揮科に在学中で武蔵野音楽大学付属高校の講師を
務める秀才です。
若き才能溢れる女性指揮者による静と動、強と弱を交えた
巧みな演奏に心酔しまいました。
自分は20代の頃からコンサートに足を運んでいました。
2014年からコンサートに行った記録をExcelで作っており、
聴衆回数はコロナで2年ほどブランクがありますが
10年ちょとで今回が101回目のコンサートでした。
そして、女性指揮者の演奏を聴いたのは初めてでした。
次世代を担う若き指揮者の将来の活躍が楽しみです。