千葉県野田市に絶滅危惧種であるコウノトリを繁殖させて

自然界に放鳥する”こうのとりの里”があります。

 

その”こうのとりの里”から施設の近くに作った人口巣搭で

野生のコウノトリにヒナが誕生したと「野田市コウノトリ

推進協議会」からLINEが入ったので、サイクリングがてら

ヒナを見に行って来ました。

 

自宅を出発して千葉県に入り、利根川と江戸川を結ぶ

利根運河のサイクリングロードを走って向かいます。

 

自宅から20km走って”こうのとりの里”に到着しました。

 

この地区一帯の田んぼは農薬や化学肥料の使用を減らし

自然環境の保全と再生に努めて来ました。

今ではザリガニ、ドジョウ、カヤネズミやホタルなど小動物や昆虫が生育する自然と生物多様性の保全進めるビオトープとして里山の生態系が保たれている地区です。

 

最初に ”こうのとりの里” を見学

 

この観察棟からコウノトリが見学出来ます。

 

広いゲージで放し飼いされている2羽がいました。

 

観察棟の見学を終えて屋外へ

高さ11.5mの人口巣搭が2年前に作られました。

 

この2羽が親鳥です。

 

オスはここの”こうのとりの里”で7年前に生まれて自然界に

放鳥され。

メスは栃木県の渡良瀬遊水地の人口巣搭で2年前に屋外繁殖で生まれた鳥で、2羽とも初めての子育てです。

 

ヒナの餌を捕りに1羽が飛び立ちました。

 

高い所に巣があるので、遠くからしか見る事が出来ませんが小さな2羽のヒナの姿が見えます。

 

千葉県野田市は「自然豊かな街づくり」のシンボルとして

”こうのとりの里”を建設し、2012年から飼育を開始して

2015年から毎年幼鳥を自然界に放鳥を行って来ました。

 

市内で野生のコウノトリがヒナを孵した初めてで

長年の取り組みが実った形になりました。

 

ヒナの動画です。

 

2カ月前に来た時に2羽が人口巣搭に細い枝を運んで

巣作りをしていました。

 

こうのとりの里の係りの方と 「 2羽がペアになって卵を

産んでくれると良いですね 」と話したところでした。

 

今回、その話が実現したのです👋

 

施設内でヒナを孵している姿は毎年見ていますが

外の自然界にいるコウノトリが子育てするのを見るのは

初めです。

 

嬉しい思い出に残る日になりました✨