地元のサイクリングクラブで県内久喜市にある

久喜市立郷土資料館に行って来ました。

 

江戸川サイクリングロードを北に走って春日部市→杉戸町

→幸手市を通り抜けて久喜市に向います。

 

前日のニュースで、通過する幸手市に突風と竜巻が発生し

住宅の屋根が飛んだり、樹木や電柱が倒れたとの報道が

有りました。

 

不安に駆られながら幸手市に入ると…大きな木が根元から

折れ、サイクリングロードが塞がれていました。

 

右側は斜面で高くなっているので、道路一帯は折れた樹木や枝が積み重なり、突風の脅威を感じました。

 

少し遠回りして幸手市を通り抜け、参加者9名で久喜市に

向います。

 

地元から36km走って久喜市立郷土資料館に到着

気温も36度でした。

 

冷房が効く涼しい館内に入りほっと一息!

 

久喜市には3万5千年~1万5千年前の旧石器時代から

人々が住んでいた事が遺跡などから確認されています。

 

その遺跡の数々と日光街道の栗橋宿が栄える多彩な歴史の

資料などが展示されています。

 

神楽や獅子舞、山車行事などの伝統文化と

国指定重要無形文化財の鷲宮催馬神楽が紹介されています。

 

江戸時代初期の仏師、円空の「木造不動明王坐像」

 

独特の粗削りな手法によって、簡潔で素朴に彫り出された

微笑ましい表情の円空の仏像が大好きです。

 

円空の仏像は全国で5千体以上発見されているそうですが

実物を見るのは初めてなので、見た瞬間、何とも言えない

高揚感を感じました。

 

久喜市郷土資料館の見学を終え、近くにある鷲宮神社に

寄りました。

 

関東最古の大社、お酉さまの本社と云われ

鎌倉時代の歴史書に度々登場するなど、関東の武士に崇敬

されてきた神社です。

 

鷲宮神社を後にして中川沿いを走って、昼食の食事処へ

向かいます。

 

皆で美味しい昼食を食べ、地元に向けて走ります。

 

午後14時ごろの気温37度…暑かった!

 

今年一番の暑い日でした。

 

自転車で走っていると風が当り体温を逃がしてくれるので

思っているほど暑く感じません。

 

持参した1ℓと500㎖の2個の携帯ポットの冷水は直ぐに

飲み干し、新たに買った分含めて3ℓ以上の水を飲み

梅干しを7個も食べました。

 

自転車好きの仲間たちと、郷土資料館の見学と往復 79kmのサイクリングを楽しんだ一日でした。