#1の続きです。
↓参考
次に、草津線・関西本線経由と条件を合わせて、特急を使わず、JR、近鉄それぞれ快速や急行、また各駅停車で移動した場合を見てみましょう。
◯東海道・関西本線(伊勢鉄道)経由の場合、
京都907→(新快速)→草津926
草津930→(各停)→米原1011
(この時間は新快速がない…)
米原1030→(各停)→大垣1104
大垣1111→(新快速)→名古屋1143
名古屋1207→(快速)→亀山1309
亀山1316→(各停)→津1339
所要時間4時間32分
名古屋から「快速みえ」を使うパターンなら、
名古屋1237→(快速みえ)→津1329
所要時間4時間22分
10分早くなりますが、伊勢鉄道の運賃が必要になりますね。
◯最大のライバルである近鉄の場合
京都901→(急行)→大和八木1008
大和八木1105→(急行)→伊勢中川1225
伊勢中川1241→(急行)→津1255
所要時間3時間54分
なお、大和八木で1時間近く待つのは、到着1分前の1007に伊勢中川行の急行が出たばかりであり接続が悪いため。(伊勢中川行は1時間に1本。次の電車(大和朝倉行)は1021なので2.3分程度なら待てそうなのに。これは特急を利用させる戦略かもね…)
さて、前回の繰り返しになりますが、
◯草津線・関西本線経由の場合
京都918→(琵琶湖線・新快速)→草津939
草津947→(草津線・各停)→柘植1030
柘植1040→(関西本線・各停)→亀山1103
亀山1116→(紀勢本線・各停)→✨津1139✨
所要時間は✨2時間21分✨
圧倒的な速さですよね。
大和八木での接続が良ければ近鉄も1時間程度は速くなりそうですが、それでも草津線・関西本線経由の方が所要時間は短いですね。
それを支えているのが、草津線・関西本線の接続の良さと言えそうです。
草津線、関西本線、また亀山から先の紀勢本線は、日中は1時間に1本程度のダイヤなので、本来ならかなり不便なはずなのですが、柘植駅と亀山駅での接続の良さがそれをカバーしています。
このように見ていくと、草津線・関西本線のポテンシャルがいかに高いかが分かるかと思います。
#3に続きます。