今回は鉄道を離れて車のお話です。(鉄道だけでなく、車も好きなんです。)


先日、奈良にあるまほろばミュージアムに、前々から見たかったトヨタ2000-GTが展示されていると、ネットニュースに掲載されていました。

(チラシ)

普段は愛知県にあるトヨタ博物館に保管されているものの、常設展示はされていないとのことなので、これはチャ〜ンス!とばかり、奈良までひとっ走り。

まほろばミュージアム

ってか、なんかユニクロっぽい感じやな、と思ったら、やはり元々はユニクロだったそうですね。(笑)

なんと入場料は無料!(ただし、協力金として200円必要とネットには書かれていましたが、入口にスタッフの姿はなく、また協力金を徴収している風でもなかったです。箱でも置いてあったのかな?)


そして、奥に進むと、ありました。

トヨタ2000GT!
光り輝くペガサスホワイトの車体が美しい。
こんな間近で見られるとは!

トヨタ2000GTは、1967年上映のショーン・コネリー主演の英国の映画「007は二度死ぬ」に登場するボンド・カーとして世界的に知られていますね。


よく見るとフェンダーミラーがありませんね。

これまで映画や写真は何度も見ていましたが、実物を見るまで全く気が付きませんでした。

隣に展示されている量産型の2000GTには、

ちゃんとフェンダーミラーがありました。

(シルバーも美しいですね。ちなみにこの車は北米仕様なので左ハンドルでした。)

ボンド・カーの2000GTにフェンダーミラーがない理由は、映画の撮影用に、急遽、試作車を使用したため完全な作りではなかったこと、フェンダーミラーは流麗な車体の魅力を損なってしまう可能性があるため、とされていますが、詳しい経緯は分からないようです。

なお、オープンカーというかロードスターというか、屋根が取り払われているのは、ショーン・コネリーが身長188cmもある大男であり、屋根があると車内に乗り込めなかったためなんだとか。

撮影隊からの様々な要求に対処するため、時間的制約がある中、技術陣はいろいろ苦労したそうです。
まん丸お目々のフォグランプ

テールは時代を感じさせますね。

木目調の内装の設えはヤマハによるもの。

ピアノ製造の技術に裏打ちされた美しい仕様

さて、2000GTはトヨタが冠されていますが、実際の製造はヤマハが行なっていたようです。

だから、あえてヤマハ2000GTと呼ぶ人もいるのだとか。

また、2000GTはボンド・カーと称されていますが、運転していたのは、ボンドであるショーン・コネリーではなく、アキことボンド・ガールの若林映子(わかばやしあきこ)さん。
若林映子さんが美しい。


だから、トヨタ2000GTがヤマハ2000GTであるように、正しくはボンド・カーではなくアキ・カーですね。


ただし、若林さんは運転免許を持っていなかったので、背景ははめ込みだったというオチがつくんですけどね。



余談ですが、映画で実際に2000GTを運転したのは、福澤諭吉のひ孫に当たるレーサーの福澤幸雄さんでしたが、映画の公開から2年後の1969年に、事故により25歳の若さで他界されています。