#7の続きです。



さて、東京も3日目となりとうとう最終日


旅人の朝は早い。


前日と同じく5時に起きて、6時前の電車に乗り、京成高砂へ。

ここで、金町線に乗り換え。

少し年季物の車両やね。
柴又駅は構内踏切
いい感じやね。

また、この金町線は都内でも数少ない全線単線 
これもまた旅情を誘っていい感じ。

さて、駅前には、
フーテンの寅さんやね。
柴又と言えばやっぱり寅さん。

そして、
妹のさくらさん。

一気に映画の世界に引き込まれますな。(実は、男はつらいよ、はあんまり知らへんねんけど。)

さあ、早朝の参道を少し歩くと、
帝釈天
意外にこじんまりとしていたけど、なかなか歴史を感じさせるいい雰囲気てすな。
地元の方々が散歩がてらお詣りされていました。

さて、帝釈天と言えば東京の外れ。
そうそう、少し足を延ばして。

江戸川の河川敷を歩くと、
♪つれて逃げてよ、ついておいでよ
矢切の渡しやね。
早朝なのでまだ渡し舟はなく、乗り場の桟橋は柵がされていました。
江戸川は美しい。
東京にこんなに自然豊かなところがあったとは知らなかった。
向こうは千葉県
しかし、美しい。
しかも、野鳥の声だけしかしない静かな空間
こうやって、ボーッと美しい川の流れを眺める時間は貴重てすな。
殺伐とした日常を忘れさせてくれます。
東京なのにこんな素晴らしい自然の残るこの辺りに住む人たちが本当に羨ましい。

さて、再び柴又駅に戻り、
京成金町駅へ。
常磐線の金町駅を抜けると、
見えてきました。
次の目的地である金町駅前団地
地上15階建て
1968年の建設当時、都内で最も高層の公団住宅だったとか。
今でいうタワマンみたいな感じですな。
当時の家賃は3DKで3万円
当時と比べると現在の物価は大体5倍くらいと言われるので、現在の感覚なら15万円くらいか。

ちなみに、現在の家賃は10万円程度
都内でしかも駅近ということを考えると、築56年を考慮しても割安な物件ですな。

みんなそう感じるためか、現在空室はないみたい。

#9に続きます。